メンズ美容師の怪

 先週美容院行って髪型変えました。前回でかモジャにしてから随分経って、しょーもなくなっていたので今回はminiクルクル。カット&カラー&パーマだし4〜5時間は覚悟していったけれど、結果6時間近くかかった…店出て外真っ暗はけっこうへこむなぁ。これで仕上がりに不満だったらキレてたけど、私の脳内図をそのまま再現してくれたので、うっかりにこにこして帰ってしまった。やっぱり目的に対する満足の方が、その他もろもろの不満より比重が大きいのね。
 で、いつも不思議だなって思うのがメンズ美容師達のソフト感。あの柔らかくか細い話し方とか、一体どこで身につけるんだろうか。もともと持って生まれた素質なのか、美容師専門学校で習得するのか、毎日女性客の髪を切るうちに自然と身につくのか。残念ながら身近に美容師の友達もいないので、勝手に推測してみたいと思います。
考察1・あれはもともと本人が持つ先天的な素質で、それが美容師という繊細な職業によって助長された。
考察2・あれは専門学校時代に身につける技で、ソフト声の発声法はひっすう科目にもなっている。カット技術の次に重要かつ困難とされ、ここで単位を落とす者も少なくない。
考察3・あれは実際に働きだしてから自然と身につくもので、客の怒りを買いやすい下積み時代にクレームを極力避けるための自己防衛手段として、各々が開発。又、優しく接する事により20代の女性客を少しドキドキさせ、指名を増やしていく狙いもある。仕事用のしゃべり方なので普段はがさつな声を発し、街で偶然会った客を引かせる場合あり。

なんてね。完全に遊びで書いたものだから気にしないでね。私はけっこう好きだし、あの話し方。