1日 大喜利猿 19時公演

今回初シアターDなのでサプライズ含みの素人感想です。まず想像以上の狭さと想像以上の舞台の低さ、そしてありえない程の近さに衝撃。ラーメンズとして舞台にいる時はあまり感じないけれど、こうして升野さんと並んでいると椅子に座っていても大きさを感じます。いや縦に、ね。縦に。床にはフカフカがひいてあり、友達の家のような親密感を醸し出していました。向かって左にブレザーを着た升野さん、右に詰め襟ガクランの小林賢太郎大喜利のお題は今年のセンター入試試験の問題から。

以下、覚えていることを箇条書き
・回答を考えている時の、賢太郎の表情がたまにバニ。斜め上方を見る目の動きとか。この人は素でもあの表情するんだなぁ、ほんとずるいよ。もちろん彼の事だから考えてる時も見られてる事は意識していると思うけど、愛らしいことに変わりなし!
・「チャド湖が小さくなっているのはなぜか?」に対し「チャド湖は小さくなっているんじゃない!」で回答の応酬。そのうち賢太郎によるバカ警部も登場してこの問題長めに。
・自己申告によると「10年ぶり」のガクランだそうです。すぐさま会場はざわつき「え、10年?」という声が幾つも。それを聞いた小林さんはちょっと笑いながら「想像するのは自由なんだよ!」
・「かきくけこの中から一つ選びなさい」に対しかきくけこで作文開始。
小林
 か かなこぉ
 き 汚いから止めなさい!
 く 靴を手にはめるのは

 か かなこー!
 き 着なさい、何か
 く 宮内庁だぞ

 他にもかなこシリーズをいくつもやって、しまいには自分で「かわいーなぁ、かなこ!」と言い出す始末。小林さんの「かなこぉ〜」と呼ぶ抑揚の付け方があまりにもリアルで、「本当は子供いるんじゃないの!?」と思ってしまった。
・宇宙人のようなキャラクター「ポソドル」
・人間の反射速度か何かの問題ではボードよりも実際の動きの方が良いということで、2人とも立って動きの表現へ。そのうち小林さんは「風呂に入る時、捨てる寸前の雑誌を持って行くんですけどね…」と入浴の仕方を暴露。ゆっくり入れるという理由で雑誌を持って行くことがあるそうなんですが、しわしわになるのはイヤだからもう捨ててもいいやつを選ぶらしいです。な、何か生々しい。
で、回答としては「雑誌を準備していたのに忘れて湯船に腰まで浸かってしまった場合、一瞬取りに行こうとするものの、腰までだと結構拭く面積も広いし・・・やっぱり面倒だからいいや〜と風呂に浸かるまで」の判断を一瞬でする。というもの。本当に一瞬だったけど爆笑でした。
・全体的に場内大爆笑の回答を出すのは升野さんが多かったかな。彼はホントに天才だ!もっと彼のことを知りたくなったよ。そしてヒデザルの回答を見て顔をくしゃくしゃにして笑う小林さん。心から楽しいこと、面白いことが好きなんだなぁ〜。
・カーテンコールで再登場したときに小林さんが大喜利猿が生まれたきっかけを簡単に説明してくれました。前々から自分と升野さんは大喜利が大好きなのに他の芸人仲間はこれを嫌がる傾向にあって、仕方がないから2人だけでメールで大喜利のやりとりをしていたそうです。(それ、見たいよーう)で、こんな面白いものを他の人に見せない手はない!と思ったと。うん、よくぞ思ってくれました。有り難い。
・最後に2時の公演も含めての一番を提示。御大は2時公演で書いたという「ミラボー」をポソドルの隣りに並べ、にこにこしながら今日のベストキャラクターにしていました。


少ないですが今思い出せるものは書きました。というか問題が難しくて覚えてられないから必然的に回答もあやふやに。だって外国の地名とか人の名前とか初めて聞くのばっかりだよ〜こんなテスト受けてたんだな、私も。高校生ってすごい。
ところで気になっていたんですが、今回レポや感想が極端に少ない気がするのは私だけでしょうか。思うに、チケットの時の混乱が影響しているのではないかと。今回見れた人の中には、普段なら感想を書いているけれど今回はちょっと書きづらい。と思って話題を出していない人もいるんじゃないかなぁ。それは考え過ぎかしら。私のはいつものように全然レポとしては成り立っていないものなのであんまり意味ないと思いますが、ちょっとでも雰囲気が伝わればそれはそれで。