ブルーバーズ・ブリーダーズ

9月27日(水)19:30公演
ヨーロッパ企画「ブルーバーズ・ブリーダーズザ・スズナリ

ヨーロッパ企画は前回のWindows5000に続き、2回目の舞台。
では感想書くので閉じます。





いやー圧倒された!疲れたけど、観た事ないような舞台で面白かった!
狭い舞台にひしめき合いながら動き回る役者さんたちの、固まりのようなパワーにクラクラした。
この1時間10分に凝縮されたドタバタコメディには賛否両論あるようで、私も最初の頃はどう見ていけばいいのかわからなくて話の進まなさにイライラした瞬間もあったけど、途中からやりたい事が分かったというか進行の仕方に馴染んで楽しめた。
他のお客さんもそうだったらしく、全体的に前半は笑いも消極的で、後半になるとみんなリラックスして笑いが耐えない感じだった。でも理解したのが遅かったのでちょっと笑い足りなくてもったいない気分、個人的にはあと10分くらい欲しかったなぁ。だって「ドタバタコメディです」って書いてはあったけど、まさかあんな事になっているとは!時間の経過がないんだもん。しかも場面転換ないし人は増えるだけ増えて誰もはけないから最後は溢れる程だし。いや凄い、もうこれだけでも面白い。
けどこれで成立してるのは脚本演出がしっかりしてるからなんだろうね。笑いながらも細かい所で普通に巧いなって思った。
正直前半は、あまりの進行の遅さと喧騒にプロジェクトリーダーと一緒になってイライラしてしまった。自分が巻き込まれてるような気がして。でも「話は進まなくていいんだ」と気づいてからは流れに身を任せる感じでとても笑えた。私もファンタジーの扉開いたよ!
永野宗典さんと本多力さん、やっぱり好きだなぁ。あと必死で場をまとめようとする土佐さんと酒井さんが普通にいい人に見えたw 実際ああいう人いたら惚れちゃうね。いやその前に実際あれに近い状況に放り込まれたら早々にキレるけど。小学校のホームルームとかあんなだったよね。