メタルマクベスDVD

お友達が貸してくれて、今更ながら観る事ができました。嬉し!ありがと!
とにもかくにも松たか子
舞台での彼女を初めて見たのだけれど、あんなに凄いとは。さすが松本家の血を引いていらっしゃるだけあるわ。思い切りよく全力で演技する人たちを見ていると気持ちが良い。エネルギーのあるものを見ると影響されやすいので、舞台を見ると演じるのは楽しいだろうと思ってしまうし、ライブを見ると歌うのは楽しいだろうと思う。安易だ。でも、彼らにそれだけ人を惹き付けるものがあるという事。
普段メタルは聞かずとも冠くんは気に入った。声量があって安定していて、とにかく上手い。役者さんの歌の上手さとはまた違う、本職感が出ていた。特に「炎の報告」が頭から抜けない。合間に入るレスポール王(上條恒彦)の歌がまた、風格があって良いのです。
森山未来も舞台を見たのは初めてで、もともと好きだけれど更に惚れた。若いゆえのしなやかさかと思ったけど、ダンス歴がやたら長いのね。勢いで「血の婚礼」のチケットがまだ余っているか調べてしまったけれど、かなりのお値段にうろたえてクリックするには至らず。ソニンとかは別にいいし。。。
いつもの新感線メンバーはもちろん見ていても安心で、台詞に下ネタが入ってくるとクドカンを思い出し、後半落ちぶれていくランダムスター夫婦に苦しくなる。映像で見ては同じ事言ってるけど、今こんな面白いんだから生の舞台は凄かっただろうな〜感涙してるよきっと。
とりあえずマクベスを読んでみようと思います。どうせなら使ったのと同じ、松岡和子さん翻訳(ちくま書房)のやつをね。