RIJF2007

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2007
8/3(金)〜4(土)

丸2日分は多すぎて自分でもメインがよくわからないので、時系列メモ。


3日
晴れや曇りで、風が強い。
地元電車が途中で止まったせいで、友達と約束した電車に乗れず。不穏な出だしに狼狽。でも特急じゃないから良かった良かった、勝田駅までは遥か3時間。バスも30分ほど待って、会場着いたのは12時近く。
暇なのでグラスへ行って100sの黄緑タオルを買う。すごーくかわいい。コレ、すごーくかわいい。でも毎年思うんだけど、グラスとレイクは記憶していたよりも更に遠いね。しかも去年より人が沢山居るような気がした。ちょっと歩きづらかったよ。

マリンルックの衣装がキュート。私は芝のあたりにいたけど、昼間からレイクのフロアがぎっしりで、もれなく全員が踊っているように見えたよ。舞い上がる手が爽快だった。が、残念ながら途中で時間切れ。

始まる少し前に着いたらグラスがすかすかで驚く。あの多く感じた客達はどこへ?
広い空の下での演奏は、とても素晴らしかったよ。歌えるのが嬉しくて仕方が無い、といったような中村さんの笑顔とパフォーマンスは、私の心を捉えるよ。俺、とか言っちゃってさ。愛し過ぎて始終にやけっぱなしだった。昔の曲が多かったので、前のフェスと重なったりして胸が熱くなった。

1.犬と猫 
2.希望 
3.バーストレイン 
4.Honeycom.ware 
5.A 
6.ももとせ 
7.1、2、3 
8.いきるもの 
9.キャノンボール

友達やcymbalsさんと湊屋でごはん。美味しいご飯を食べながら木陰でおしゃべりするような、こうゆう時間が好き。

  • 小谷美沙子Trio/SOUND

本日のメイン2。小谷さんトリオは1度しか観た事がなかったけど、それが本当に良かったので相当楽しみにしていた。しかもフォレスト。もうね、当たり前のように最高だった。不思議な声とばしっと届く演奏で、夢の中に居るみたい。途中で空も森も一緒に視界に入れたいと思い、後に下がろうと振り返ったら少し先にまっちぃの姿が。真剣にステージを観てました。

機材の不調で開始が遅れたけれど、途中でステージがせり上がって巨大スクリーンが登場したり、カラーバーがチカチカしていて、いやでも期待が膨らむ。夜のレイクはかなり肌寒くてフェイスタオルで風を凌ぎつつ、早い開始を願う。
40分押しで始まると、レイクが不思議なアート空間に。音楽に合わせた映像はとても心地よくて、私はずっと「ポツネンのハンドマイムみたいだ」と思いながら映像を観ていた。こうゆうの、とても好き。最後の方でグラスの花火が先に上がる。花火はいつ観ても良い。
グラス終わりの人々の波が引いてから帰ろうと、本日初のDJブースへ。前田さんが素敵な曲をかけっ放しで、結局は終わるまで居てしまった。水戸行きのバスはやはり30分くらい待ったかなぁ。駅からホテルまではタクシーで約¥2000なので、結構遠い。遠いけれどその代わりかなり満足できる素敵なホテル(しかも朝食付き)で、始めに予約してくれた友達に感謝感謝。だらだらとテレビを見て、結局2時寝。



4日
晴れ、高温多湿、ほぼ無風
昨日は風のせいで帽子が飛んだりして鬱陶しいなどと思ったけれど、到着5分で撤回。心の中で風に謝る。ほんとにね、注意していたつもりだけど昼過ぎはギリギリだったと思う。脱水症か熱中症か、じゃなかったら少し溶けてヒムさん一族に近づいてたかもしれん。もともと観たい人たちが全部フォレストだったのが救い。数時間木陰に入り浸り。
とは言っても朝はまだ平気だったのでグラスに移動してアナログのうお君を買い、にやにやしたままDJブースで前田さん。前田に終わり、前田に始まる。

みんなの「待ってました!」という空気が温かい。永積さんの声が心地よく空に伸びる。楽しみにしていた甲斐がある、幸せなライブ。

早くも暑さでぼんやり。かき氷を手にフォレストの日陰に入り、またしても気持ちのよい音楽に浸る。自然と綺麗に溶け合う音楽。

  • ホフ ディラン/FOREST

タオルを敷いて寝そべり、腕にたかるアリを仏のような心で見守る。これぞフェスマジック。それともホフの歌声のお陰か。寝ていると上下で音に挟まれる感じがすると思った。音が「聴こえる」というより、地面からと空気からの音が、身体の中を流れていく感じ。

ご飯を食べながらまたしても座り聴き。もう半分森に住んでたかも。ミキちゃんの声はかわいくて好きだけど、大きい声で歌う時は少し音程が怪しいのね。

もちろん現場復帰して幸せいっぱいに手を叩く。好きだよ。ありがとう。

観たかったけどアナログと被っているので始めの少しだけ。楽しかったのに途中退場。

そして駆けつける。多分2曲目の途中からかな。健太郎さんが魂の叫びをあげていて「あぁ、アナログだ。」と嬉しくなる。久しぶりに観た3人の姿はいつも通り優しくて楽しそうで、三角形を描く赤いラブ光線がステージ上に見えるよう。さよなら’90は本当に良い曲だね、どうか早く発売して下さい。
というか、もうなんだろう。3人を観ているだけでとても満たされる。贔屓目なのかわからないけど、心から幸せになれる素晴らしいライブだったよ。WINGは演奏時間が短いのが寂しい。次のアルバムでファンがぐんと増えて、来年はレイクにならないかしら。

癒しの時間。素敵なのは今更言うまでもない。MCが面白いのがまたいいよね。私もあんな声だったらどんなに良かっただろう。

最後はやっぱりロックスターで。フロアはもちろん、芝階段も立ち見も埋まる埋まる。レイクにこんなに人がいるのを初めてみたかも。
ドーパンは普段なかなか聴くテンションにならないけど、生は最高過ぎる。決して外さない。裏切らない。フェスの締めに相応しい。面倒なのは嫌なので、フロア端のゆとり空間でアンコールまで踊り尽くした。大団円。
帰りは勝田から上野まで特急を取っていたので、楽々帰宅。
会場で過している時にいつも感謝するのが、スタッフの方々。あの陽射しの中に立って人の誘導、リストバンドチェック、ゴミの分別が間違ってると素手で分けてくれて、トイレは常にある程度の清潔さを保ち、ペーパーの補充も完璧。ディズニーランドと一緒で、ただのお金の為のバイトじゃできないよな。彼らを見たら絶対に迷惑かけられないと思う。今年も楽しく過せました、ありがとうございます。