ラヴ・レターズ

08.3.14（金）19：00〜
「ラヴ・レターズ」2008 SPRING SPECIAL
作：A.R.ガーニー
出演：長塚圭史/小島聖
パルコ劇場

親愛なる〜から始まり、愛を込めて。で終わる手紙を書きたくなった。そんな手紙、今まで一度だって書いた事ないよ。それもメールではなくて、直筆のね。
こんなにシンプルな朗読劇は初めてで、でも好きな２人だったせいもあり初めからすごい集中して観られた。とにかく２人の声が素敵だったー。こうして改めて見てみると、圭史さんは京三さんにとても良く似ていたよ。声も話し方も。
２人が交互に手紙をやり取りするように朗読するだけなのに、幼なじみとして育った子供時代から思春期を経て付かず離れずのどうにもならない関係のまま大人になって、やがて人生を終えていく、その過程が目に浮かんで切なかった。50歳くらいでのやり取りの中で振り返る青春時代とか、もう切なくてやりきれない感じ。
席が遠かったので２人の表情まで伺い知れなかったのが残念だけど、遠くからでも小島聖のセクシーさは届いた。赤い口紅とノスタルジックな髪型が良く似合っていて、和製モンローみたいだった。この２人では2006年にもやっていたのねぇ、過去の上演をみると気になる人たちが沢山いる。中でも佐々木蔵之介×中嶋朋子は素敵そうだな。何回もやってるから、息もぴったりなんだろう。ユースケ・サンタマリア×永作博美も羨ましい！
「LOVE LETTERS information」
翻訳物の舞台はあまり馴染みがないぶん、設定が受け入れられるかちょっと心配になるのだけれど、「ビューティー・クイーン・オブ・リナーン」といい、結構面白く観られるので平気かもしれない。それとも圭史さん自体がどことなく海外文学の匂いがするから？というか、ただ圭史さんが好きなだけ？わからないけど、とりあえず今日のいいともゲストに出た圭史さんを見逃した事だけが悔やまれます。。。
だって知らないよ〜なんだよぅ。ブログで宣伝しておいてくれよぅぅ。
「長塚圭史の完全素面日記」