アナログフィッシュ

09.5.8(金)19:30〜
キャプテンストライダムpresents 大安おばけナイター
出演:キャプテンストライダム/アナログフィッシュ
場所:下北沢シェルター

ベーシストとして参加した木村さんのライブで一言もしゃべらない健太郎さんを観ていたら、どうしても歌う健太郎さんを観たくなって、急遽取ったライブ。
狭いシェルターは奥の奥までぎゅう詰めで、おまけに空調が壊れてるんじゃないかと思うほど暑くて大変だったけど、ほんとに行って良かったよ。


前回アナログを観てから3ヶ月も経ってないのに、彼らがステージに出てきただけで、というかSEのダンシングクイーンがかかっただけで泣きそうに。
いいなーいいよなーこの景色。どうか永遠であれ。
下岡さんの「もう少し時間が早ければ良かったけれど…」というMCから、一曲目の「夕暮れ」へ。あの遠くからかすかに聞こえ出すような始まり方が大好きだよ。こうやって会場に魔法をかけられる曲ってあまりないと思う。
健太郎さんの拙いMCも久しぶりで嬉しいなぁ!「アナログフィッシュは、おばけナイター最多出場です。3回目くらいで…」と、なぜか最後ぼかしてしまったのが気になった下岡さん。笑いながら「くらいって〜」とつっこんでて可愛かった。下岡さんが歌いながら一瞬笑うのが大好きだから見逃したくなくて、でも一生懸命動きながらベースを弾く健太郎さんも見たいしで、楽しみながらもいろいろ忙しい。本当はビッツ君のドラムさばきだって凝視したいのだけれど、今回は人影でほとんど見えなかったのが悔やまれるなぁ。。。


お決まりハローNY!ハローロンドン!のコール&レスポンスから「Hello」へ。この掛け言葉があるバージョンの音源が欲しいです。お客さんも、思っていたよりずっとアナログ好きが多かったみたい。下岡さんの「みんなハロー言ってね」の手の煽りにもしっかり反応。
新曲は下岡さんの「平行」と健太郎さんの…何か「I LOVE YOU」みたいな、とてもシンプルなタイトルだったんだけど…平行がとにかく格好良過ぎて。。。すいません(笑)でも平行はシェルターじゃなくてクアトロで聴きたい!!と思ったよ。シェルターは音がちょっと、雑だよね。


ここでビッツ君と木村さんが退場。前回のアルバムで「ほら」のドラムをキャプストの菊住さんが叩いたということで、なんと下岡・佐々木・菊住という編成で「ほら」を再現。すごい〜!私はそんなに良い耳を持っていないから、いつも音の違いとか詳しくわからないのだけれど、こうやってビッツ君のすぐあとに菊住さんが叩いたら全然違うからびっくりしたよ。菊住さんの方がこう…シャンシャンしてた(笑
終了して彼が帰っていくと、上手にはけてた2人に向かって下岡さんが「ほらー戻ってきな〜」って。子供に向かって言うみたいな優しい言い方で、きゅんとしちゃった。で、菊住さんの事をあいつはプロだ云々と散々褒めた後、下岡さんが急にビッツ君に向き直って「でもお前も凄いからね!」と。ビッツ君はすごく嬉しそうに「褒められたー!」って言ってたし(笑)何なのこの一連の流れ。もー私が褒められたみたいに嬉しくなっちゃうよ。


後半は「アンセム」「Clap Your Hands!」「Sayonara'90s」そして最後に「ハローグッバイ
アンセムやClap Your Hands!の前に健太郎さんがマイク無しで歌ったり呼びかけたりするのが、とても好き。彼の声は本当に素晴らしいよね。マイクが無くてもストレートに綺麗に届く。そしてその声の魅力が最大限に発揮されるのがハローグッバイだと思うの。ライブの終わりにはどうしたって、未来へしっかり続くようなこの歌を聴きたいし、この人を信じていれば大丈夫だなって思う。そのくらい力のある曲だよ。
Sayonara'90sはいつも、「それもまたガールフレンド〜」の所で胸が詰まる。下岡さんの歌も健太郎さんのベースもすごく力が入って、ドラムも一段と大きくなって、その瞬間を見るのが好き。CDではさらっと流れてしまう箇所なのに、ライブだとこんなに激しくて感動的なんだよね。あぁ…もっといろんな人にライブを見て欲しいなぁ。
彼らのライブを見るたびに思う「下岡さんの静と健太郎さんの動が奇跡のように合わさって、アナログなんだよなぁ」という、今まで何度も何度も飽きるほど繰り返していることを、今回また改めて感じた。この2つをドラムとキーボードでしっかりまとめると、こんな何倍もの力がある音になるんだなぁって。本当に、どうかいつまでもこのままで。


アナログが終わってもう気持ちは満たされたので(暑いし・笑)私は先に会場を出ると、外に友達が。この子達のお陰で、この10分後くらいに素晴らしく素晴らしい思いをさせてもらいました☆とりあえずビッツ君のメガネ姿が好きだと伝えられて良かったです・笑
久しぶりに大人数で集合して、わいわい楽しかったなぁ!それもこれもアナログのお陰。どうもありがとう。