終わったよ

私の年末年始はと言うと、ひたすら労働して過ぎました。
大晦日だけは休みだったけれど、最近毎年行っていた幕張は見たかったあの人やあの人が出なかったので久しぶりに不参加。彼氏の家でのんびり過ごしました。フライングでおしるこを食べて、昼寝して、軽い大掃除(つまり普通の掃除)をして、笑ってはいけないでけらけら笑いながら夜ご飯を食べ、そのままバナナムーンへ移行して寝落ちるという、ほぼ食べて寝るだけの超堕落引きこもり年越しでしたが、これはこれでなかなか良かったです(笑)


うちの店がある商店街は、観光地化しているのとお寺があるという理由でお正月がものすごく混むので、元旦から4日まではただただ疲労して終了。あっという間に勤務最終日の5日を迎えてしまいました。これまで何度となく辞めたい!と思ってきたし、最後の方は登校拒否になるくらい行くのが嫌だったから、全く名残惜しい気にはならないと思ったけれど、さすがに最終日には「もうあの作業もこの作業もしないんだなー」と思って少し寂しくなりました。店長とは合わなくなってたけど、他の同僚は普通に好きな子もいたからなー。


でももうあの会社では働きたくなかったので仕方ない。自社の商品は作りが粗くて欠損ばかりなのに、スタッフがボンドで修理して戻したり、ほつれや汚れがあっても縫ったり洗ったりして復活させたり、ディスプレイで使っていて埃とシワのついた風呂敷をアイロンかけて袋に戻したり、少し傷がついていても平気で出したり、そういうのが本当に心の底から嫌だった。どれも店長指示だけど、お客さんを騙すみたいなやり方はどうしても受け入れられないし、こういうのは会社の体質だからこれから先も直らないだろうと思う。
今年の福袋なんて2回くらい値下げしても売れなかったクズ商品しか入ってないのに、近くに人気のある商品を並べていかにもそれが入ってるように演出して、お客に聞かれたら「当たりの福袋には入ってます」みたいな事を言って売ってたらしい。私は1度も福袋に関わらなかったけど、もうそれ詐欺の域だよ。スタッフもみんな売るの嫌がってた。


普通のショップではあまりこういう事ないと思うけど、うちの会社の系列店は観光地に沢山あるので買い物する時は気をつけた方がいいと思います。あ、でも自社製品は粗悪だけど他社製品はちゃんとしてるからB級品ばかりが並んでいるわけではないし、今まで友達にあげたりしたのはちゃんと厳選したものばかりなので安心して下さい(笑)
そんな会社なので愛せるはずもないけど、仲良くしてた同僚の子は寂しがってくれて、ありがとうって思った。いろいろお餞別もらって、辞める実感が湧いたよ。翌日は一日寝まくって遅いお正月をとってみた。でもすぐに展示が控えてるのでだらだらせずにしっかりやらなきゃね。じゃないとすぐに貯金が底をつくという、現実的な問題も控えているわけだしw