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SSMF

ヨーロッパ企画 ライブ
11.7.2(土)13:00〜
ヨーロッパ企画presents「第7回ショートショートムービーフェスティバル」
〜SF映画大会〜本選
会場:東京ヤクルトホール
審査委員:いとうせいこう/本広克行

参加監督:上田誠、角田貴志、諏訪雅、土佐和成 本多力永野宗典、黒木正浩
天野天街(劇作家、演出家、少年王者舘主宰)、お〜い!久馬ザ・プラン9・芸人)、
奥山由之(映画監督・写真家)、川田十夢(AR三兄弟・長男)、せきしろ(文筆家)、
冨士川祐輔(フジテレビ・ディレクター)、渡部亮平、大長陽二朗

まだ感想書いてなかったよ。
毎回席が下手側だったため、司会の二人も同じ画角の記憶しかなかったので、今年は上手の席を取り「上田さん側からw」と浮かれていたら、まさかの伊藤さんという。予選の情報は全然見てなかったのでびっくりだったよ(笑)


毎年楽しませてくれる酒井さんの抽選ロボは、今年もゆるい出来でほっこり。回り方が遅いよー!上を見上げながら名前を呼んでいくせいこうさんがちょっと気の毒でしたw


〜以下上映順〜


大長陽二朗「リア充ボマー」
 主役の俳優さんが奇天烈でおもしろかった。車内映像がガクガクで笑える。さすがにこのブレはわざとなのでは。


奥山由之「INTERVIEW」
 矢部太郎に宇宙服着せてインタビュー。台本無しのむちゃぶりを楽しむという意図を汲むことはできたけど、まぁどうにも…。「もっと面白い撮り方がある、編集したらダメ」というせいこうさんのコメントが的確だった。


渡部亮平「SMILE」
 映像がとてもかわいくて素敵。


角田貴志「志ず江」
 絵のインパクトもすごいし角田さん作品の中ではかなり好きだし笑えたけど、SFなのかは疑問。一応「メビウスの輪」をSF要素としているらしい。


諏訪雅「影人間」
 すごい良かった。諏訪さんの作品はいつもほっこり系だけど、今回はピントが合ったというか、永野さんの黄金や山脇さんのロックみたいに、急に全ての要素がぴたりとはまって素晴らしい作品ができる。ということが諏訪さんにもおこった。会場が爆笑していたのがよくわからなかったけれど、私としては優しい中に、にやにやしてしまうような面白さが詰まった、愛おしいムービーだと思った。


お〜い!久馬「とおめえ」
 透明になる薬を飲むが、半透明にしかならない石田さん。ゴエさんと石田さんの掛け合いいいわ〜。最後のオチもよくできてた。


土佐和成 本多力「夕飯」
 本多さんのお母さんの受け入れ方がすごすぎた!順応しすぎて台本があるのかないのか分からなかったのが、むしろ逆効果になっていたような(笑)


黒木正浩「零一十王.exe」
 黒木映画。


川田十夢プロトコル
 映画の新しい形を提示するという、SSMFにあるまじき最新技術が登場してほぉ〜となるが、票になるかというとまた別。


永野宗典「SFボーイ」
 これはこれで良かったんだけど、もしかしたらそろそろ全く違う角度の永野さんが観たいかもしれない。


上田誠「タイムマシン」
 電卓が行ったり来たりするだけの、すっきりとした画と構想。でも集中しないと混乱する。


せきしろ「捨て犬に触れる」
 めずらしく感情面に触れる方向かと思いきや、完全にふりとして使われた捨て犬。一瞬で科学脳へ方向転換していくのが気持ちよくて好き。


天野天街「ライブの夢」
 浮遊感があっておもちゃ箱みたいで、なんとなく今敏監督のパプリカを思い出した。途中まで立っている人を寝ているように映していたのに、最後の方で思いっきり立っている足が見えてたのはもちろんわざとですよね??


冨士川祐輔「時がとまればいいって思ったのはいつだったかな?」
映像が綺麗で途中で入るアニメーションも素晴らしくて、残念ながらこの大会にしてはクオリティが高すぎた(笑)もったいないよw 山脇さんは作品ごとに違う人に見えるね。それに対して中川さんは中川さんで、会場からくすくす笑いが…。


で、私は諏訪さんに票を入れました。これは諏訪作品の中でも飛び抜けていいし、観たときから心は決まってました。しかも今回は対抗馬もいなかったのですんなりと。開票結果も1位諏訪さん。初めての優勝が嬉しそうできゅんとしたよ、おめでとう!!
ただ2・3位も全部ヨーロッパメンバーで、おやおやほんとかいと思ってしまった。私もヨーロッパが好きだし、ヨーロッパ監督の作品を沢山見たいというのはあるんだけど、その愛と順位は別であってほしいのね。
だって外部監督の作品も面白いのいっぱいあったのにな。私は久馬さんのと天街さんのも良いと思ったよ。あとせきしろさんのはいつも個人的にいまいちだったけど今年は良かったし(笑)なにげに大長監督のも記憶に残ってる。優勝できそうな作品というと限られてくるけど、2〜3位なら入れそうなのもあるよねぇ。


この大会の傾向が独特で、クオリティが高すぎたりお金がかかってそうな映画はハマらない。というのはある。まじめすぎてもくだらなすぎても微妙だし、基準の根底に「ヨーロッパのゆるオモシロな感じ」があるので、必然的にその感じがわかっているメンバーが有利というのもわかるんだけど、じゃあその大会に出品する外部監督はどうなんだろう、モチベーション下がらないのかな。なんてね、余計なお世話か。
審査員にせいこうさんは良い人選だなと改めて。皆様お疲れさまでした、来年も楽しみにしています。