アナログ・WONDERVER

2012.8.19(日)18:30〜
WONDERVER×ninohira共同企画「メイク・マイン・ミュージック!」
出演:アナログフィッシュ/PERIDOTS/WONDERVER
会場:下北沢CLUB QUE

アナログフィッシュとWONDERVERという、大好きな二組を同じステージで見られるとしても、それはもっとずっと先の話だと思っていた。それがこんなに早く実現するなんてね。ありがとう。



WONDERVER企画としては前回がHigh今回がLowというコンセプトだそう。そのため今回のアナログはコンセプトにかなり忠実で、昔の暗め曲も沢山取り入れたセトリだったけど、最近の傾向とは全然違ったから何も知らずに来た人には異様だったみたい。
下岡曲はチアノーゼ・バタフライ・スーパーストラクチャーだけで、残りは全部健太郎さんだもんね。すごい珍しい。けど古くからのファンには大変嬉しい選曲でした。



アナログは昔の曲も全部好きだから、たまにはこうして聴きたいんだよね。なにより世界は幻が嬉しかったなー!!目の前で吠える健太郎さんを見ていたら、たまらない気持ちになった。健太郎曲の中でも特別大好きな曲。
バタフライでは州さんのらっせー!が久しぶりすぎて感動。このドラムは格別だな、州さんばかり見てしまった。
健太郎さんは男前がバレないように髪を長くしていると思う事にしたよ。口に入る髪を何度取りたいと思ったことかw 星に願いをは、Fineの夜バージョンという感じ。自信を持って突き進むような歌声が心地よくて、大好きだ。


PERIDOTSは初見。とても心地の良い声で素敵でした。高音がすごくAPOGEEに似てると思っていたら、同じ事思ってた人多数。



そして全て見終わった今、心を占めているのはWONDERVERの笑顔。何度見ても幸せだし、見るとまたすぐ次を見たくなってしまうよ。アンコールでやった「夢見る頃を過ぎても」が本当に素晴らしくて、そこに今日の幸福が集約されてるように感じた。


青山さんのドラムを叩く姿が好きすぎて困る。手が高いよ!前のQueの時も思ったけど、ここのライトはドラムまでしっかり見えていいよね。久しぶりの夢見るで「ドラ・ムが・大・好き」カウントも聴けて嬉しかった!!


モンスターと戦闘機はベースがかっこよくて、どうしても後鳥さんを見てしまう。あと後鳥さんの、シャツを掴む仕草が好き(笑)青山さんも後鳥さんも動き大きいし、コーラスじゃないのにずっと歌ってるし、すっごい笑ってくれるし、でもそれらが作為的なパフォーマンスには決して見えないのが素晴らしいところで、彼らを好きな理由でもある。
なっちゃんの声は今日も澄んでいて綺麗、ガラスの風鈴みたい。メンバーの顔見ながら笑う回数がどんどん増えてる気がするよ。美人さんが笑うと、ほんとに漫画みたいに花しょってるように見えるな、とても華やか!


高速道路(仮)のわりと早めの段階で相澤さんの弦が切れてしまって、音が妙な事になりつつ最後までしっかり弾き切る相澤さんと、曲が終わったらスムーズにMCをしてあげる後鳥さんが、何か良かった。メンバーっていいな。



上手い二組の後に聴くとやっぱり荒さとかは感じるし、MCもぐだっていて上滑りしていた気がするけど、10周年越えてるバンドと差があるのは当然だし、むしろ若手ならではの良い部分がしっかり詰まった音楽を届けられていたんじゃないかと思ったよ。
特にアンコールの夢見る〜が、今まで見たことのない輝きを放っていた。WONDERVERは音を光に変えることができるんじゃないかと思う。かなり前で見ていたせいもあって、上から光が降り注ぐように感じた。


WONDERVERのライブは、音楽が好きで良かったと心から思わせてくれる。彼らの笑顔を見ていると、例えば自分の身近にいる人たちにも笑っていて欲しいと思うし、その笑顔を見られるように自分も笑顔でいたい。だって自分が怒っていたら、相手が笑ってくれるわけないもんね。


KISS

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