うーん、ダメか?  

 また今年も花火について書いちゃいます。
だってさ〜もう凄いんだもんはなび〜かっこよすぎるよー
 ってことで、隅田川の花火に初めて行ってきました。今まで人混みが鬱陶しくて避けてきたのに、何故今回あえて行ったのか。それは会社が浅草橋にあり、今日が出勤日で、事務所の窓から見物するにはちと遠く、同僚に花火好きがもう一人居て、7時には仕事が終わったからです。
 でも始まってから向かったのでもちろん場所はなく、というかもちろん会場までは辿り着けず、近いけれどもその全貌は明かされないという位置で立ち見。ビルが木が警官が私の視界を阻むのっ!けどそんなモノはもはやどうでもよくて、だってあの音、あの火の粉の圧倒的な事と言ったら・・・まるで呑まれるようでした。日本の粋、ここに有り。
 が、そんな私の気を散らすものが。ビルも、その屋上から花火ではなくあえてぎゅう詰めで立ち見をしている私達を撮影してせせら笑う住人も、道路で立ち止まったまま一向に動こうとしない民衆を移動させようと躍起になって笛を吹き鳴らす警官も、きっぱり視界からシャットアウトした私の隣りには2人の外国人青年が。そう、その2人は異国の祭りに対して全く心躍らせてはいなかったのです。だってたまに凄いのが上がってみんなで「ぉおー!」なんて言ってる時にも完全にノーリアクションなんだもん。「えっ、何、今のダメだった?」と、思わず心の中で問いましたよ。
 まぁそりゃあねー。あんな満員電車並の混雑の中、半欠けの花火見ても「どうなのー」って思うかもしれないけど。警官だって日本の恥丸出しだったし。だけどさ、それは下調べ不足のお前が悪い!日本はちっちゃいの!人いっぱいきちゃうの!
 だから今度からはちゃんと席取りして、ゆっくり味わってね。