ゆいたい、書きたい、ラーメンズ

 地元のTUTAYAがまた半額期間に入った。何、潰れそうなの?という一抹の不安はありつつも、またもやTUTAYA通いを始めました。だって〜ラーメンズの「雀」と「CLASSIC」を借りたいのに全然返ってないんだもーん。ねいのーさんがみたいんだよー見せてくれよー
 というわけで、今回はKKPの『good day house』を借りてみました。
 感想。すっげー・・・
 正直全体として面白いというより、3F個展会場での出来事が素晴らしくてそこばっかり繰り返して見ちゃったんだけどね。プロデューサーコバタロウとしてはそんな言われ方不本意かもしれないけど、だって凄いんだもん、驚いたんだもん。やっぱり何というか、いろんな人と絡んでてそれはそれで新鮮なんだけど、小林&片桐になるとぐんと輝くというか、間が完璧になるんだよね。ひたすらすごいなーすごいなーって見てました。最後のオチでは会場でもどよめきの声が上がっていたけれど、もちろん私も一緒に「ぉおー!」でしたよ。
 ついでにラーメンズで好きなネタについて書いちゃおうかな。だって今夢中だからね。
公演全体として好きなのが『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』『ATOM』『CLASSIC』の中期三部作。ホントに何度見ても飽きないし、むしろ繰り返すほどまた見たくなる。そのくらい作品として完璧だし内容も変化に富んでいて、それこそ2人の一挙一動に魅入る感じ。(以下ネタバレ)
『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』
やってくれるな〜怪傑ギリジン!竹馬をバズーカ砲にしてドーンなんて最高だよ。そこで思わず笑ってしまう小林も愛らしい事この上なし。基本的に「相方に素で笑ってしまう」というのが私は好き。その頂点が「タカシと父さん」もうありえないよ、あれはどこまで台本なんだろう・・・まるで台本なんて無いように見える片桐のキレた動き。まぁ、あれは本当にアドリブ満載なんだろうな。「おはぎっ!あぁ〜収録しないでぇ〜」の片桐心の叫びで、ここ一番の素笑いを見せた小林の子供のような笑顔にやられました。
 脱線。『CHERRY 〜』では何と言っても「蒲田の行進曲」が秀逸!『鯨』の「器用で不器用な男と〜」と並んで本気で感動した。ぐっときた。どちらも「片桐に憧れる小林」なんだけど、その、好きで好きでたまらないって感じの声のうわずりとかが、笑いになりつつも切ない、みたいな。
ATOM
 中でもこの公演が一番好きかも。「新噺」の流れるようなテンポは何度見ても感心。しかも面白い。「1人じゃん、なー、うん。1人じゃん、なー、うん。1人じゃん…」が、耳に残って離れない!
 そして、私「アトムより」が非常に好きなんだよね。なんか知らないけどすごい好き。やさしい、平和。何もない舞台なのに5月の青空が見えるよう。のす!は確かに衝撃だったけど(笑)あんな濃いキャラがいるのにも関わらずなんて穏やかで優しいんだろう、と。
『CLASSIC』
 これは絶対「バニーボーイ」だろ。あのコバタロウはずるいよ!しかもおまけで別公演の暴走バージョンも入ってるし!あの目で見られたらそりゃあ惚れるさ。
 「帝王閣ホテル応援歌」もステキ。歌声をしかと堪能させてもらいました。