教育とは

しまった。乙武さんの「世界で一番楽しい学校」今日だったか。最後30分しか見れなかったよ。和歌山県にある「きのくに」という山村学校のとこ。でもそれもすごく面白かった。体験学習メインをメインで行っている小学校で、1年から6年までが全部一緒に大工仕事とか料理、農作業、羊の世話を通じて生きる力を育てていくという。私が凄い!と思ったのは、その子ども達の受け答え。乙武さんが何か質問してもみんな的確にしっかり自分の考えを伝えていて、テレビなんかでよく目にする小学生とまるで違った。「う〜ん・・・わかんない。」とか言う子供を見るたび「質問に対してなぜあんなにも返事をしない。恥ずかしがっているのか?」などと思っていたけれど、それは勘違いでした。彼らは本当に答えられない。「自分で何かを考えて、それを言葉にして相手に伝える」という能力の差がとてもよく表れていましたよ。あと、死を悲しむとか、羊の妊娠から出産までを生徒達で調べて世話するだとか、素晴らしいね。こんな人間があとで立派に成長するんだろうなぁと感じさせる、素敵な学校でした。