無心の強さ

子供って、なんであんなに容赦なく見つめてくるんでしょうね。でもじっと見られるとついつい私も「負けるかーい!」と、見つめ返してしまうんですよねぇ。先に目を反らせたら負けゲームを勝手に始めてすみません。大人げなくてすみません。しかも3歳位以上の子供に対しては、かなり勝率高いです。あのくらいになるともう“気まずさ”が生まれるのか、単に興味が移ろいやすいだけなのかはわかりませんが。と言うか、確実に後者だとは思いますが。
ただ、産まれたてというのは強いですね。無心で見つめる赤ちゃんには完全連敗です。今後も勝てる気がしません。じっと目を見ても、全く何の感情も読みとれないんですもの。正に無の境地。邪気いっぱいの私は恐ろしくて長くは見ていられません。
あれは「そこにある形を吸収している」という感じでしょうかね。何年か後にちょっとづつ繋ぎ合わせられるように、いろいろなパーツの情報を貯めているような。