ラーメンズ「アリス」千秋楽

当日券並んで見て参りました。未だ夢心地で記憶は点在、ですが大事なことだけ先に言います。
「ありがとう、ありがとう、素晴らしい世界を見せてくれてありがとーーーう!!」
本当に今日行ってよかった。最後を見送れてよかった。あとは忘れないようにとりあえずメモです。


・整理券配布の時、入り口のロビー内にちらっと仁さんの姿がっ!!初めは友達しか気付かなくてすぐに奥へ入ってしまったんですが、それを聞かされた私が少しの間中を見ているとなぜかまたふらっと出てきました。こっちの様子を少し伺い、戻り際に小さく会釈をして(!)また奥へ。もう一気にテンション上がりまくり、幸せいっぱいです。グリーンのトレーナーがとても似合っていて素敵でした。
・日差しは暖かく空は雲一つない晴天、席は初めの狙い通り座布団席の前方ゲットと、全てが順調に進行。
・場内は隙間なく埋め尽くされ、音楽が大きくなるにつれ話をする人もいなくなり、相当な一体感。お客さんはほとんどが勝手知ったるリピーターのようでした。
・一つ一つのポイントで笑いと共にワッと拍手が起こり、でも早く次のセリフが聞きたい為に素早く終えるという、理想的な状況。「いつものセリフ」より「今日だけのセリフ」やアドリブに、より一層の大きな拍手が送られていました。(これは2人にとってはどうなんだろう、やっぱりちょっとやりづらいのかしら。)
・コントでは、今まで見た中では一番くらいの大きな声を出していました。あと小林さんは、いつもは何もしゃべらない所にも言葉を入れることが多かったな。
・1本目の「旅立ち」から珍しく噛んでいて、2人も最終日を意識しているのかなぁと考えてみたり。他にも仁さんが「矢印良品」の途中でセリフを忘れたり、「働かせて下さい」で仁さんの被り物がとれてやっつんヘアになったり、「不思議の国のニッポン」でどんたくリズムと太宰府天満宮のセリフがかみ合わなかったりと、幾つかアクシデント要素もあったけれど、それも全て大受けでした。やっぱり生を見てるからには、そういった特典が嬉しいというのは共通した認識なんだなぁ。
・毎回「アゲインスト気味だなぁ」の言い方が何とも言い表せないんだけどキモくて好き。もう聞けないのがとても寂しい。
・初めの方のシーンで「足ちょっと出ちゃってるもん・・・」と言う所、本日は思いっきり「ペタッ」と音させて床に足ついてました。
・「後藤の誕生日」では新しい動き。いつもなら2回目の平手打ちを喰らわす小林さん、今日はその前に恐ろしい程の素振りをビュンビュンとして、それを見た仁さんは「首を取られる〜っ!」と叫んでいました。
けどそのまま2回目の平手は無し。
・後藤と週8で飲む岡田。
・恐ろしいゲーム「結んで開いて」
・「桶屋が儲かる」いつもはパントマイムと内容と二人の関係性とを見る為にとても忙しいけれど、本日はなぜか小林さんのマイムメインでじっくりと鑑賞。改めて目の前にすると、とんでもなく美しいその動き。
・「バニー部」はいい部活。窓を開けて盛ってる時、外ではカーレースが(笑)そしていつも額に垂れる一筋の前髪が、なんと今日は「描いてみました!」と。あぁ・・・なんておバカなんでしょうか。
・「ヒデとレイコ」の横綱の時に「よいしょー!」と言う所で、仁さんが「ご一緒に〜、ハイッ!」と観客を誘ってくれました。そして会場全体で「よいしょー!!」素晴らしく嬉しい。
・いつにも増して、最後のラブシーンがエロい。下手なドラマなんかよりよほどドキドキしてしまう。
・もちろんメタモルフォーゼは下へ。
・「不思議の国のニッポン」は出てくるなり「お疲れサマデシター!」とティーチャー。あぁ終わるんだな、と実感した。
・ようじやのくだりは12キロバトル
・道路と自販機が各地で活躍。
・英語の授業でリピートアフターミーを言ってしまう学生であったことは間違いない仁さん。
・帽子のふさふさを譲り受けた仁さん。今までの笑顔で頭を振るのも最高にかわいかったけど、今日のにんまり笑いもそれに匹敵する愛らしさ。
・恐ろしい鳥地獄に陥ってしまう阿波踊り親鳥。
・最後のコントの最後のシーン。今まで見たこともないような安らかな満足げな笑顔で、優しくパタン・・・と本を閉じる小林賢太郎
・終わりの挨拶をして一端はけ、再登場するための照明がつくとそこには「63公演、お疲れさまでした」と書かれた大きな看板が!もちろん拍手も湧く湧く。
・カーテンコールは4回。アリス作文は最後にも関わらず力士シリーズ!
・エンドトークで小林さんの言った「より欲が出た。もっとコントが上手くなりたくてしょうがない。」といった内容の言葉がとても心に響いて、安心してついていこうという気になりました。
・1月の楽日にやったという過去のアリス作文朗読を今回もやってくれました!2人で紙を見つつ、きゃっきゃしながらネタ選びをしている様子が微笑ましくて、思わず見とれてしまいました。
・アメリカ人は 両面テープを すぐなくす
・あまりにも 立体的な スパゲティ
・集まってこないで下さい 陸上自衛隊の皆さん! 少ししかないんです
・一番印象に残っているのが4回目のカーテンコールの帰り際、最後の最後に見せた小林さんの素の笑顔で、それは「今この瞬間が本当に幸せで、本当に楽しい!」という自然とこぼれ出たようなやさしい笑い方でした。
・公演後、友達と喫茶店に入りラーメンズとアリスについて終わりのないトーク。内容を思い出しては爆笑で、その時思ったことは「舞台は2人が提示したものをただ吸収するだけではまた未完で、その後各々が公演内容を「自分を通して」話題にする事によって、それぞれ違った完結を迎えるのではないかと。そう思ったのです。

ふ〜、後は思い出したら付け足します。
とにかく本当に幸せな一日でした。