1日 無心ゆえに

買い物、それは迷宮。欲しい物が明確であればあるほど「自分の理想通りの一品が見つかるまでは!」と街を彷徨い、挙げ句疲労感だけ抱えて何も買わずに帰るこという事が多々あります。逆に、上着も欲しいしスカート必要だしカバンも靴も指輪もみんな欲しい、もう何だかわかんなーい!という時の方が一目惚れで即決、みたいな事になりやすいと思うのです。それについて友達と話した結果、買い物のコツは“無心”だという結論に達しました。(ちなみに“無心”でいつも一番に思い出すのは「動物のお医者さん佐々木倫子著の、おしるこ爆弾の話です。菱沼さんの無心顔が私の無心像となっています。えぇ、これは全然関係ない話題ですよ。わかる方がいるといいけど…)
さて、その場にいた3人ともが無の心で渋谷を徘徊した結果、なんと1〜2時間という僅かな間に全員が満足のいく買い物が出来たのです。おぉ〜これが無の力かっ!やはりこの考えは間違っていなかったのね。これからはなるべく心を空っぽにして、目の焦点を合わせずに探すことに致します。気味悪がられない、ギリギリのラインを狙います。