ラーメンズGBL8/6 14時公演

怒濤のお笑い祭りで記述が追いつかないよ。

長い間心待ちにしたGBLは、やっぱり凄かった!コバ氏が事前に繰り返し発言していた通り「ムダに豪華」で「内容を覚えられない」「バカライブ」だった。ワイワイキラキラしていていっぱい笑うんだけど、見終わった後ぽっかりと何も残っていないような、思いだそうとすれば思い出せるんだけど、全体の印象が無いというか。そんな黒魔術のようなライブ。いや、黒魔術的なのは単に怪しげな舞台美術のせい?
以下ネタバレ感想です。


家から会場のアートスフィアまでは思っていた程時間がかからないことが判明。今回は友達と3人で参加したけれど、座席は1階右列の最後尾にある3人掛けを独占というある意味スペシャルシート。遠すぎて何にも見えないんじゃないのー!?と思っていたけれど、会場入ったら全然近いのね、もうホッとしたよ。安心して舞台を眺めると、そこには異様な空気を醸すセットが…。完全に仁さん作だというのが一目瞭然。すごいーーーかっこいいーーーー。ど真ん中には巨大ガニがそびえ、足にはそれぞれ違う靴。その両サイドに広がる、ゲロヨウム、うさ耳パンダ、ガンダム大仏、目、耳、鼻・・・うーん駄目だ、まんまと全部思い出せないよーう。色も当然カラフルで、暗い会場に怪しく浮かび上がっていました。
が!なんと暗転してパッとコントが始まるとそこにはモノクロのセットが!!!えーーーあれ照明で色ついてたのぉ!?衝撃だよ。

コント内容も、レプリークで賢太郎氏が言っていたような区切りがあるのかないのかっていうものが初めに3つ。5人が入り乱れて音と動きを楽しむ感じ。バナナでも書いたけど、好きなんだよねこーゆうの。(以下適当に名前つけてます)「ゴボウ」は音と動作を横に繋げて1つにするイメージ、「愚問」は言葉の掛け合い、「…ならいいのに」はケーキ作りのように動きと文章を綺麗に混ぜ合わせる感じ。でも見てる時は何も考えず笑ったよ。

オープニング映像はほんとムダに凝っていてゴージャス極まりない。仮屋崎と三輪明宏を足して×2したようなきらびやかさに思わず釘付けです。あと書き忘れたけど、B5のチラシも金かけまくり!すげーよカッコイイよーでもバカだよー。筋肉ってバカっぽさの象徴だよね。物販のめんこも当然買いました。逆らえません、めんこだもの。

「サラリーマンとゴリラ」では仁さんがうすピンクのワイシャツで、なんか新鮮。ド派手柄か白か黒しか見たことないんだもん。エンディングの映像でゴリラの中身が室岡さんだと知る。

「ジンティラーヨーガ」バランスボールとみせかけたソレは、まさしく金玉ではないですか!仁さん独り舞台で大活躍。彼の動きはなぜあんなにも面白いのでしょう。後半から野間口さんも参加。一番衝撃だったのが、3つのゴールデンボールを丸太のように使って上を仁さんが転がっていくやつ。何あの虫みたいな絶妙な動きは(笑)

「チャンス」はもう大変だ、かなりお気に入り。久ヶ沢さんと賢太郎さんがバカサバイバーだよっチャンスとピンチを捕まえてるよっ。これはただただ笑いました。

「就職浪人」とうとう賢太郎さんの女装を生で!足が白ーい!いや、そこじゃなくて。コレも凄い良かったな。野間口母さん大活躍!!その菓子のラインナップは逆に最先端だよーーー今そこまで昭和を取りそろえるなんて!あぁ「お母さんかよっ」「おじいちゃんかよっ」をもう一度聞きたい。早く東京に戻って来ておくれ金玉ボーイズ。仁さんのトランプバラバラは、ぶちまけ方の差こそあれアクシデントと思わせた演出らしいですね?あれも最高に笑った!

「シェフとバイト」明らかに食べられない何かを楽しそうに作っている3人がかわいすぎる。これも言葉の掛け合い系でお気に入りだったのに、なんだかあんまり思い出せない。しまった〜またしても策士賢太郎の術中にはまったよ。

最後は、初めにやった「ゴボウ」と同じようなコントの発展型。

1時間40分はとても早くて、終わってももっと見たいと思った。場内アナウンスはKKPの立役者である(←自分で言ってた)犬飼さん。こうやって聞くと、ほんと声いいよね。ところでアナウンスは毎回犬飼さんなのかな?室岡さんとかの回もあったのかしら。
とにかく色と映像とセットと、全部ラーメンズでは見れないものばかりで楽しかった。なのに終わった後友達と話そうとしてもアリスの時みたいに話せないの。全体像がないっていうか。あー早く9月の凱旋も見たい、どう変わってるかというより、また見たらまた新鮮な気がする。