偏り

決まったメディア、1つの局や新聞社、同じ人間からの情報を得続けるのはとても危険な事です。
と、ミスドで隣にいた主婦達に言ってあげたかった。彼女ら二人は、先日10年ぶりに新聞社を変えた事について雑談をしていた。
10年も同じ新聞を取っていたら、彼女とその家族には少なからずその社の意思が擦り込まれているだろうし、それが大衆意見だと思ってしまうでしょう。自分の気が付かない間に何かに影響されているというのは、やはり恐ろしい事です。

そして彼女達は私にもう一つの恐怖を与えました。
歳をとること。
シワだとかシミだとか外見的な加齢には全く無頓着、と言うよりむしろチャーミングではないかと思っているのですが、昼下がりにご近所の奥さんと他愛もない話を延々繰り返すという、この状況!その事に今はとても恐ろしさを感じます。私は決して行動力やバイタリティがある方ではないのですが、やはり歳をとっても仕事をしていたいと、強く願うのです。