一緒に土壌をつくっていきたい

久しぶりにKentaro's voiceが更新されてますね。北の猿公演が終わって、ヒデ猿からもキュートな文面が届いています。全く可愛すぎるよ、この人本当は女の子なんじゃないかしら。
そして。
その下に賢太郎さんからの大事なメッセージがありました。演じる側がどういう気持ちで観客と向き合っているのか、公演内容を記録する行為が舞台上からどう見えているのか。そしてどうあって欲しいと願っているのか。これらは私たちがいくら知ろうとしても想像でしか分からなかった事。今までもこれに近い事は言っていたと思うけれど、今回はより明確だ。

この文章自体とても気を使っているし、本人的にとっても言いにくい事だったに違いない。それでもこうやって公の場に示すのは、まだまだみんなの物とは言えない*1舞台、演劇、コントというフィールドを演者とお客とで一緒になって少しずつ整えていきたいという気持ちからだと思う。(これは今までも本人の口から繰り返し発せられているけれど。)
観客から見ても、記録する行為は鬱陶しく思う人が多いんじゃないかな。私個人としてはメモを取ったりしているのが視界に入るともの凄く気になってしまうので、そういう人が近くにいるととてもがっかりしてしまうし、人ごとながらもったいないなぁと思ってしまう。
映画や音楽ライブと同じくらい気軽に大勢の人から利用されるようになるには、やはり舞台にもある程度一定のルールが必要になってくると思うし、それは演じる側と観る側が地道にちょっとずつ作って行くものなんだろうと思いました。
RAHMENS

*1:ここにいると忘れてしまうけれど、友達で舞台に行く人はまだまだ少ない