五月大歌舞伎

07.5.17(木)11:00〜15:10
「五月大歌舞伎」
新橋演舞場
一、鳴神(染五郎芝雀)
二、鬼平犯科帳吉右衛門歌六福助錦之助)
三、釣女(歌昇芝雀錦之助吉右衛門

演目とか役者とかも載せてみたけれど、私が知っているのは染さんのみ。行くまで気付かなかったけど、なぜか鬼平犯科帳。時代劇のやつだよね?周りは40代〜60代が大半だし、最後まで飽きずに観られるか始まる前からちょっと不安に。
で、歌舞伎は中学生の時に学校で観に行かされ挫折して以来だったけど、何と普通に面白かった。いいじゃない、KABUKI!
今日は一階席の両サイドにまんまと中学生の団体が座っていて、この中で寝ないでいられる子は何人居るのだろうかと思わず同情。当時観た時は本当につまらなかった記憶しかないもんなぁ。歌舞伎は高校になってからにして、中学の時はもっと面白い現代劇にすればいいのに。せめて劇団四季とかさ。そうすればもっと舞台人口が増えると思うけど。
私はというと節約して3階席にしてたんだけど、そこでも花道以外はちゃんと見えた。染さんの出る演目は派手で格好良い。ちゃんと小ネタみたいのも入るんだねぇ。鬼平は話し方とかも一番分かりやすくて、途中若干飽きそうになりつつも、持ち直して最後まで楽しめた。釣女は短くて余興みたいだった。踊りを見せる感じかな?ほんと不思議な動きだよなー。
あと背景も独特。今の感覚だと、あの色とか描き方とかが一見安っぽくみえてしまう。使う色とかもずっと変わらず伝統を受け継いでるんだなと。
六月大歌舞伎も観たくなっちゃった。染五郎Jr.のお披露目公演を観ておくというのも、悪くない気がする。