六月大歌舞伎

07.6.11(月)11:00〜15:50
六月大歌舞伎
歌舞伎座
一、妹背山婦女庭訓
二、閻魔と政頼
三、侠客春雨傘

2回目の歌舞伎公演。今回は歌舞伎座で、あの外観にまず興奮。かーっこいー!そして初お目見えの市川染五郎Jr.いつきちゃんが、かーわいーい!!!いやもう可愛いすぎるよ。何なんだ、ほんとに人か?子犬とかじゃないのか?あんな子が家にいたら楽しくてしょうがないだろうなぁ。これだけで今日行って良かったと思ったよ。
今回こそはお昼に幕の内を食べようと決めていたので最初に予約して、その時に時間の説明をされてやっと前回より公演時間が長い事に気付く。幕間の休憩が4回あるけど、それにしたって終わるの16時近いんだ。。。なかなか若い人が観に行かないのは、そんな所にも理由があるのかもしれないね。
演舞場より建物が古いからだと思うけど、安い3階席はかなり狭くて出入りも一苦労。次チケット取る事があったら端席を狙おう。そして始まった最初の演目が、これがねぇ。辛かった。たぶんまだ私には展開のペースが遅過ぎたし、言葉も難し過ぎた。そして何より役者じゃなくて脇の唄と三味線で話が進んで行くのがダメだった。両隣の人が速攻寝出して、私もだいぶ戦ったけど結局は数回うとうと。あと後半に延々花道で会話するところがあったけど、致命的な事に私の席から花道が見えなくて、誰もいない舞台を見続けるはめに。やっぱり前回面白かったのは演目が良かったからなんだね。
そこですっかり萎えてしまったけれど、美味しいお昼を食べてリフレッシュ。あとは軽いノリの演目で気持ちも回復。そして今日の目的だったいつきちゃんの登場で一気に逆転ホームラン!もうねぇ、子供があんなに可愛いものだとは知らなかったよ。幸四郎おじいちゃんと手をつないで花道を歩いてくるだけで拍手喝采。危ういおじきをするたびに会場がピンク色に染まって見えた。他の誰かが話しているともう飽きてしまうようで、首をかくんと後へやったり、きょろきょろしたり、本当はダメなんだろうけどそれがまたかわいい。一番心をつかまれたのは、退場時に会場に向かって「バイバーイ」って感じで手を振っていたこと。たぶん1階のお客が振ってたから振り返したんだろうね。しかも何度も何度も、見えなくなるまでずっと振りながら歩いてた。は〜行って良かった。