百来来!!!!!!
07.6.17（日）18：00〜 100s「LIVE TOUR 2007 百来来!!!!!!」 横浜BLITZ
前回のOZツアーから丸2年。中村一義としてデビューしてからは、なんと10年。という事は私の高校生活も10年前の記憶なのか、まるで信じられないな。などと思いながら横浜へ向かう。
横浜BLITZは初めてだけど、適度な大きさで良いハコ。ロッカーは会場内にあるんだね、数は若干少なめだね、うん、覚えたぞ！
以下ネタバレします。
『熱量』
他の人を引っ張り上げるほどの熱量を持つ人は少ない。今の一義にはそれがあって、その力はメンバー全員に行き届き、大きな塊になって会場中の客を引き上げる。救い上げる。沸かせて、包み込む。そんなライブ。
このアルバムの曲は6人じゃないと鳴らないんだなぁと、改めて思った。
セットリストはちゃんと覚えてないので借りてきました。
そうさ世界は 希望 バーストレイン なぁ、未来 シンガロング Honeycom.waer Q&A Ａ まんまる あの荒野に花束を つたえるよ 蘇州夜曲 ももとせ もしこのまま （アンコール1回目） 犬と猫 町田昌弘-クラシック レキシ-Good bye ちょんまげ いきるもの （アンコール2回目） キャノンボール
1曲目は期待どおり「でーーーっ！」から始まってくれて、もうそれだけで達成感。あの突き抜けるような歌い出しが本当に大好き。音が拓けて、この世界に戻ってくる、地面着陸の歌。
先頭ブロック後方のまっちぃ寄りにいて、始まってからも波に乗って少しだけ前へ出たけど、今回もみんな盛り上がってるのに適度に空間はあって全く辛くない。押されたり押し戻しがあってよろけるような事はなく、みんながステージの6人をキラキラした目で見ていて一緒に笑って、そんな平和な所が100sのライブだなぁと嬉しくなる。（もしかしたら本気の先頭はギュウギュウだったのかもしれないけどね）
今回は場所的に一義、トムさん、まっちぃを見る事が多かったけれど、かなり始めの頃からトムさんが笑っていて嬉しくなった。彼が笑っていると、それは本当に幸せなんだろうと思える。まっちぃは相変わらずお客さんの事をしっかりと見てくれている。ちゃんと一人一人の目を見て盛り上げようとしたり、場の空気を読むのが上手い。そして中村さんは自由自在だった。優しさも強さも全力で、ぴょんぴょん跳ねて楽しそうで、いっぱい笑ってた。
「シンガロング」のかっこよさが格段に上がってた。CDとは全然違うし、百演祭なんかで聴いた時とも全然別。中村さんからあんなに強い声が出るなんて思っていなくて正直驚いた。本当に歌、上手くなったよなぁ。もう一度あのシンガロングが聴きたい。「まんまる」は、なんであんなに恥ずかしそうな困ったような歌い出しだったの？可愛いじゃないか。みんなで歌うまんまるは、とても楽しかった。「つたえるよ」は最初印象が薄かったのに、聴くうちにとても好きになった曲。これもライブだと優しさが増していて良かったな。
アンコールでの「犬と猫」は本当に嬉しかった。ちゃんと聴かなきゃと思って、ノったり手を挙げたりはもちろん、揺れる事すらほとんどせずに、とりあえず見つめた。
あとはまっちぃのソロと池ちゃんのレキシから1曲ずつ。まっちぃは歌うとちょっとビジュアル系みたいだね（笑
ダブルアンコールの「キャノンボール」で沸いて終了。その時点でまだ20時くらいだった。正直物足りなくてもう少しやって欲しかったけど、追加公演では長くなってると期待して。。。
曲順がほぼアルバム通りだったのは、それだけアルバムの曲順が完璧に練られているからかなと思ってみたり。だって「そうさ世界は」の後は「希望」しか入れない気がするもんね。もちろん全然違う順番でも聴いてみたいんだけど。
あと、中村さんがいつの間にか痩せててびっくり。年末は確かに丸かった顔もすっきり凛々しくなっていた。
他にも思い出したら付け足すかもしれない。
