町田昌弘ソロライブ

07.9.21(金)19:00〜
町田昌弘presents「I need my love to be here」
玉田(Dr)・山口(Ba)・小野(Gt)・池田(Key)
ゲストライブ:SAICO・ヌマクラタカシ(tae)
渋谷O-Crest

とても素直な良いライブでした。「自分が観たライブが一番良い」の法則は健在。
100sに居る時のまっちぃは盛り上げるためにパフォーマンスを担当をしてくれるので、それを観ていると前へ出る人のように感じるけど、直接観たり接したりすると人の良さに気付いて感動してしまう。しゃべり方なんてもうすっごく優しくて、一言話すのにも一生懸命考えて気持ちを伝えようとしてくれるし、今日もお客さんに何回も何回もお礼を言っていた。
だって自分がメインのライブなのに、出てくる時も照れながらひょこっひょこっと登場するんだもん。まっちぃ観にきたお客さんばかりなんだから、もっと自信満々に出てきていいのに。可愛くて思わず笑っちゃったけど、その時点ですっかり心は掴まれました。

そのまま独りでSO始まり。2曲目からはお馴染みのあの人達が加わって、バンド形式で。いつものメンバーが配置に付くやいなや、満面の笑みで喜びと安堵を口にするまっちぃ。うーん、素直。確かに独りだと少し心許ない感じもあったけど、それにしたって『バンド』というのはやっぱり凄いや。あの狭いO-Crestだから尚の事、音が一瞬で洪水のように溢れかえった。全部の楽器が絡み合って途方も無い音になっているわけだけど、中でもドラムの存在は神だと思った。魔法の音。5人の音が鳴り出してからは、何だかわからないけどわくわくするような楽しさがあって、こんな風に楽しい!って思わせるアーティスト達にただひたすら感動していた。
…にしても、近い!このメンバーの演奏をこんな手の届きそうな範囲で観るというのは、あまりに贅沢すぎるのではないか。私は右端前方に居て、目の前にいる小野ちゃんとステージ中央にいるまっちぃ、その後ろのヒロさんと、ステージ左の豊夢さんが全員同時に見える。残念ながら池ちゃんだけがすっかり消えてしまう位置で、それだけが悔やまれるけど、その代わりドラムを叩く豊夢さんがちょうど真正面から見えて、まっちぃがよく笑いかけてそれを見て笑い返している姿もしっかり目に焼き付けられた。後半なんて、ただただ叩く事が楽しくて仕方ないといった感じ。すごい笑顔になっていて、それを見たら私まで心から幸せな気持ちになった。
「これで最後になります」と言った時お客さんから出たえーっという声に、「あぁ…ごめんねぇ…その代わり一生懸命やるからね。」というような内容を話していて、話にまとまりはなかったんだけど、そんな言葉にまっちぃの真摯な気持ちを汲み取る。ライブ中は何度も「楽しい!」を連発していて、やっぱりバンドの一員としてギターを弾く事と自分の歌を自分で歌う事では、大きな差があるのかなとも思った。
キャスバルからも交互に演奏していてそれらの曲もとても良かったので、思わず帰りにお買い上げしてしまいました。最後物販に出てきてくれるかなぁと思ったけど、今日は残念ながら来なかったみたい。混雑になっちゃうから仕方ないかな。
今日は本当に楽しいライブをありがとうございました。