そういえばこんな事がありました

フランス人の女性2人連れが買い物に来て、私がレジを担当したのだけれど、脂取り紙がわからなかったらしく、これは何するもの?と聞いてきました。が、90%はフランス語であろう言葉を話す彼女たちに、英語すらほとんど分からない私が、脂取り紙の説明なんてできるはずもなく。「フェイス…オイル…カット…」みたいなね。事になるよね当然。あぁ〜ナルホド!みたいになって買ってくれたけど、絶対正しい使い方分かってないと思う。。。
その数時間後になぜかさっきの2人がまた来店し、クレジットカードを手に持ち何か言うのです。でも他のスタッフも手があいてないし、というかそもそも他の子も日本語オンリーだから交代しても意味がなく、何とか自力で聞き取ってみたところ「バンク」と言っているよう。
あーお金を下ろしたいのね、オーケーオーケーでも銀行はちょっと遠いからすぐそこにコンビニATMがあるよ。と伝えたいけれど伝わらず。
仕方が無いのでコンビニまで連れて行ってあげて、さらに「わからないから一緒にやってくれ」と多分これは英語まじりで言われたので傍らに付き添いタッチパネルを操作するものの、カードがなぜか戻ってきてしまう。じゃあ向こうに銀行があるから、そっちのATMならできるんじゃない?と伝えたいけれど伝わらず、再び。
困ってるみたいなので、またしても銀行まで一緒に連れて行ってあげて、いろいろやってみたけどこっちでもカードが戻って来るので、ATMの横に付いてる電話にかけてみ?という思いを「て、てれふぉん…」という単語で伝え、電話口のお姉さんが語学に長けていることに望みを託す。お姉さんとは何かを話してはいたのだけれど、やはり受話器は私に回ってきたよ。お姉さんは「外国で発行されたカードは、当社のATMではお取り扱いができないのです、申し訳ございません。」と私に言うのだけれど、私じゃなくて彼女たちに言ってあげてと思わずにはいられなかったよ。だって私が「発行」とか言えるわけないじゃん。けれど電話を終えた私が言った「キャンノット、ディスカード」で必要事項は伝わったらしく、「ドウモアリガトウゴザイマシタ」とお礼を言われた。あぁ全く力になってあげられなくてごめんなさい。私これからちょっとは英語勉強するよ、とひどく落ち込んだ1日でした。