優しさチャンス

人に優しくありたいなぁ。
などと朝から珍しい事を思ったのもつかの間、出勤早々目に飛び込んできたのは思わず息をのむほど山積みにされたGW用商品。今日はまだ届かないという話だったのに。。。その段ボールの山を見たら、一瞬で全ての感情を奪われたよ。
しかも最近ヒマでもずっと4人体制だったのに、こんな日に限って1人休み。荷物の処理に追われていると、全ての客が鬱陶しく思えるのよね。レジ来んなよ〜とか思う(笑


そんな雑な一日を過ごして、帰りの電車。隣の女性がめっちゃ眠りこけてめっちゃ寄りかかってくるという災害に遭う。私の身体の中心線をまさに越えようかというほどにぐいぐいだった。
そこで気づいたよ。これは優しさチャンスを与えられているなと。


優しさチャンスとはやっつんが提唱する考え方で「不快な目に遭ったその時は、自分が人に優しくできるチャンスなんだ」というもの。又は「人に不快感を与えるのは、その人に優しさチャンスを与えてるんだ」という、まぁどちらかというと後者がやっつんの専門なのだけれど、とにかくそれをチャンスと捉えるという素晴らしい考え方なのです。
そんなわけで私は、いつものように隣の人をぐい〜っと押し返さずに、寝たいだけ寝かせてあげました。そして「一日の終わりに良いことをしたな」と自分で満足することが、この優しさチャンスの醍醐味なのです。