ありがとうございました

個展「地上から、少し浮かぶ」は、本日無事終了致しました!
沢山の方々が興味を持ってわざわざ会場まで来て下さった事が、とても嬉しかったです。皆様本当にどうもありがとうございました。時間的にも距離的にも制限があるので、もちろん遠くから応援してくれた方にも同じように感謝しています。ありがとうございます。
展示は来られない方がマイナスになることはありません。ただ、来て下さった方には何かしらプラスになっていればいいと思うのです。


今回は作品を観るだけではなく、その世界に入ってもらうことがテーマでした。Scottというギャラリーのハコに合わせてインスタレーションの展示を考えた時に、最初にイメージしたのが「白い空間にふわりと浮く」世界です。時間の流れが少し遅くなるような、空中のような海中のような空間を作りたくて、ああいった作品になりました。
少し妙な展示タイトルでしたが、「ここ(インスタレーション側)にいると浮かんでいるみたい」と言って下さる方が多かったので、DM・タイトル・作品はあまりズレがなく合わせられていたようで安心しました。


キャンバスに布を張った作品を並べたパネルゾーンや、ボールペンでのラフスケッチも、とても反応が良くて嬉しかったです。布の柔らかさや染料の僅かな滲み、細部の刺繍、素材の違い、ビースやレースの遊びなどは、どうしても写真では伝えきれません。なので現物を前に、1点ずつ近寄ってはじっくり観てもらえているのが嬉しかったです。
これで1点でも売れればなお良かったのですが(笑)雑貨やインテリアのように、気に入ったら家に持ち帰って飾ってもらえるよう、今後は『1万のバッグ』と『1万の絵』の間に横たわる深い溝を埋めていきたいと思います。
ただ、今回の目的は販売ではなくて「お客さんを楽しませたい」が最重要でした。なので今までとは違ったものを見せたかったし、この僅かな空間で何かしら感じたり記憶に残してもらえたら、この展示をやった意味があったのではないかと思います。会場のアンケートや、後日ブログに載せて下さっている感想には、とても励まされました。「これ、なんか好きだな」と言ってくれるだけで、これからも作り続ける気になれます。


今回は前回にも増してはてなから来て下さる方が多くて、それがとても嬉しかったです。そして沢山ご来場頂けたお陰で、最終日にはギャラリーの方から「来年も今回同様ギャラリーのバックアップで個展をやりましょう」とお誘い頂きました!!告知してもらったり来てもらったりして支えて下さったみなさんに感謝です。改めてありがとうございました。