私の場合は
TBSラジオのカキーンにやっつんが生出演していて、今年流行るバンド3つを紹介していた。
かけていたのはandymori、かまってちゃん、サニーデイ、あとおまけでズットズレテルズ。
サニーデイの音楽との出会いも話していて、それがとても良かったよ。「10代の頃は音楽雑誌に書いてある事をそのまま信じていて、その時叩かれていたサニーデイは聞きもしないでダメだと思っていた。でもたまたま試聴したらとても良くて衝撃を受けて、そこから雑誌の受け売りではなく、自分で良いと思ったものを選ぶようになった。サニーデイは、初めて自分で選べた記念すべき音楽。この出会いがなかったら、今紹介したようなandymoriやかまってちゃんなんかも聴いてなかったと思う。亅って。
それを聴きながら、自分はどうだろうなと考えた。私が初めて自分で選んだのは間違えなく中村一義で、この出会いによってやっと自分の好みが定まった気がする。それまでは特にこだわりがあるものもなくて、音楽にも全然詳しくなかったのに、急にスペシャから流れる曲を聴くのが楽しくなって、気になったものはレンタルしてみたりもした。メジャーではないほど興味が湧いて、友達と話が合わなくても問題なかった。
だからもしあの時中村一義の「犬と猫」と出会わなかったら、今大切にしている友達、大好きなバンドや俳優、読んでいる本や映画、気に入って買った服や雑貨も、全部私の手元には届いてなかったんじゃないかなぁ。と、やっつんの言葉からそんなことを考えたのでした。
- アーティスト: 中村一義
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- 発売日: 1997/01/22
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