アナログフィッシュワンマン

11.1.16(日)18:00〜
アナログフィッシュ2011 one man live 「ナイトライダーズ」
出演:アナログフィッシュ
場所:渋谷WWW


WWWには初めて入ったよ、傾斜がすごいのね!後半は一列ごとに柵もあるから早めに入ればぎゅうぎゅうしなくていい会場だと思う。けど時間ギリギリというかむしろやや遅刻ぎみで入場してしまったので、そのスペースに入りきれない人がすでに階段に溢れていてちょっと狼狽。そうよね、急に決まったからあまり意識なかったけど今回ワンマンだもんね。
結局一番後ろの健太郎さん側から見守る感じになったけど、階段状になっているおかげで視界良好だったので助かりました。しかも滅多に見る事ができないアングルで、州さんの手元が覗き込めたのも嬉しい!


アナログのライブはいつも幸せいっぱいで最高に楽しい、今回はそれに加えて感謝が大きかった。この3人がこうして歌い続けてくれる限り、私も未来を信じて生きて行けるような、そんな気持ちにさせられた。これからもずっと彼らを信じてるよ。これだけ間違いないものは、他にない。


新曲がとても多くて、それらをじっくり聴きながら思ったのは、どちらの曲も単に希望に溢れた明るい未来を歌っているわけではなくて、閉鎖された現状や混沌として開けない未来を肯定したうえで、それでもそんな世界も悪くないと思わせてくれる、寄り添いながらも引っ張ってくれるような希望なんだなと。
彼らがどんな力にも負けずこの先も音楽活動を続けてくれる事が私の一番の願い。曲が好きとか人間性が好きだとかを超えて、その存在自体が大切だと思ったのは、中村一義以来だよ。


そんなだから、野音ライブが発表された時はもう、勝手に涙が滲んでしまってこぼれないようにするのが大変だった。たぶんファンは誰もが望んでいただろう野音が、ついに実現するなんて本当に夢のようだよ。今から10月が来てしまうのが怖い。楽しみすぎるけど、いつまでも終わって欲しくないんだもの。


本編最後にやったナイトライダーズはとてもとても素晴らしかった。息をするのを忘れてただ音に飲まれていくような、そんな演奏。やっぱりこの正三角形は崩れちゃいけないんだ。
ダブルアンコールでは健太郎さんが先に一人で出てきて、その時かかっていた「また逢う日まで」を熱唱するというサービスが。しかもそれが異常に上手い!!この日は健太郎さんの声が少し裏返ったりしていたので、風邪でもひいたのかしらと思っていたのだけれど、あれは何だったんだというくらい真っすぐな気持ちの良い声でした(笑)みんなで手を振ったりして、楽しかったな〜。
野音までワンマンがないのは寂しいけど、対バンでもできるだけ見て行きたい!