HINTOワンマン

2012.2.19(日)17:30〜
「おだいはみてのおかえりで」ツアー2012
出演:HINTO
会場:代官山UNIT

HINTOも観るたびに前回を超えてくるバンドだけど、特に今回は素晴らしく良かった!!あまりにも楽しくて格好良くて、久しぶりに本気で終わって欲しくないと思ったよ。
あきらかにステージもフロアも最高以上のものが出せているのがわかる、滅多に観られないような熱のあるライブ。こんなに素晴らしい体験をさせてくれて本当にありがとう。


ライブ中のコウセイはいつでもエロスだだ漏れだけれど、とくに今日はセクシーがハンパなくて参った。2月19日の17:40〜19:40は、確実に安部コウセイが世界一格好良くてセクシーだったよ。


歌う時にふと目線を落とす横顔にはがっつり射抜かれたし、突然溢れるようにニカーッと笑った瞬間は目に焼きついて忘れられない。でも自分では全く格好つけた仕草をしようとしないところが、彼の良いところよね。自分で作り出したら終わりw


このライブを観ていたら、ライブはパフォーマンスを見せる場所なんだよなと、改めて思った。演奏はもちろんだけど、ボーカルのパフォーマンス力もとても重要で、歌が上手いとか声量があるとか以外の「魅せる力」が絶対に必要だと思う。


コウセイの仕草や、スクービー小山さんの勢い・ANATAKIKOU松浦さんのMCには人を惹きつける力があって、そのおかげでライブが10倍楽しく感じるんじゃないかな。
しかもワンマンだとフロアのムードがいいので、更に何倍も楽しく感じる。
私は中央後方にいたのだけれど、グイグイ押す人もいなくて、周りは男も女もみんな楽しそうにぴょんぴょんする人が多かったので、私も一緒になって思いきり楽しんだよ(笑)
キレキレロックなのに、とことんピースフルなのがHINTO。あー本当にいいライブだったなぁ。こんな良いライブ滅多にない。


今回で2回の投げ銭システムについては。ファンの裾野を広げる目的だろうし、そう決まっているのだからいくら払ってもいいんだけど。Twitter見てたら数百円とか書いてる人もいて狼狽。だって1回のライブでいくらかかるのか知らないけど、会場だって人件費だって全部タダじゃないのに。
というか、そもそもあんな素晴らしいものに数百円の価値しかないなんて、到底言えない。良いと思った物には、それ相応の対価を払うという意識が若い人にも育ってくれるといいと思う。音楽に限らずアートなども含め。自分が愛する人には、廃業なんていう悲しい思いをして欲しくない。


でもバンドの解散や活動休止が続く中で、私の三本柱である中村一義安部コウセイアナログフィッシュが紆余曲折ありながらも現存していることは、幸せ以外の何ものでもないよ。どうもありがとう。