もしものはなし

「もし中村一義を知らない人に、最初の一曲として聴かせるならどれだろう。」とか「もし私の愛する音楽を紹介するなら、まずはどれを貸すだろう」なんてことを、iPodを聴きながら考えたりするのが好きです。相手にもよるけれど、音楽の紹介は自己紹介的な要素も含まれるよね。
中村+100sで好きな曲は沢山あれど、結局これは何度やっても答えは決まっていて、もちろん「犬と猫」以外にありえない。アルバム単位なら金字塔。100sの方が聴きやすいのだろうけれど、私としては上下巻に分かれている本の下巻から貸してしまうような違和感があるのです。
「この曲は素晴らしいと思うから聴いてみて」という基準だったらbonobosの「THANK YOU FOR THE MUSIC」やアナログの「公平なWorld」かなと思っていて、範囲を広げたらANATAKIKOUの「リリー」、スパルタ「ロックとハニー」キセル「ベガ」、サカナクション「インナーワールド」、サンボマスターvery special!!」、残像カフェ「4月のことば」、鶴の「あめ曜日」もいいかもね。
なんていう、どうでもいい妄想。