ゴーギャン

彼の絵はあまり好きではなくて今までじっくり観た事はなかったのだけれど、月と六ペンスはゴーギャンがもとになっていて、しかも本の中ではもう「褒め」が大変な事になっているため、どんな絵だったかもう1度観てみたいと思っていた。それを思い出してとりあえずお手軽にネットで探して何枚か観たら、結果やっぱり趣味じゃなかった。(もちろん美術館で本物の作品観たら違うだろうけど、過去に観た時は「ふーん」だった)
でもそう考えると改めて文字は凄い。文章の力で無い物を見せる。本物以上を想像させる。著者も読者も、個人個人の過去の記憶に文章で装飾していくのだから、現実より良くなるわけだ。映画が原作の本を越えるのは難しいけど、順番が逆だから仕方ない。
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