バッド・エデュケーション

昨日新宿のテアトル・タイムズスクエアで見てきました。ガエル・ガルシア・ベルナルが好きだから前から狙ってたんだけどね、いつの間にかレイトショーのみになってたからなかなか行けなかったのよ。
で、感想は「むふぅ〜ん…?」
何と言うか、期待してたほどではなかった。思うんだけど、これ日本の宣伝広告が失敗してるんじゃないかしら。あのチラシ、ものすごいキレイで毒々しい鮮やかさが際だっていて本当に素敵なデザインだと思うんだけど、映画自体はそっちじゃないじゃん。オープニングの映像から'70年代のざらついた感じが色濃くて、どうもそこのズレがあったせいか、どこに焦点を定めて見ればいいのか最後まで迷った。
とは言っても、あいかわらずガエルはお美しいこと!女装すると本当に女に見えるよ…。彼の口元はほんとやばいね。なんて形の良い口をしているんだ。前にどこかで「幅広くいろんな役に挑戦していきたい」と言っていたように、毎回意欲的に変わりダネを演じているし。エンリケ役のフェレ・マルチネスも気に入ってしまった。スペインの人だって。これからチェックだな。
ただものっすごい空いてて、344席入るタイムズスクエアにたぶん40人くらい?で心配になっちゃった。いいのかこれで上映して。でもあそこの作りって、ちょっと微妙だよね。座席ゾーンが傾斜ついてるのはすごくありがたいんだけども、あれは正直つきすぎでは?後ろから5〜6列目でやっとスクリーンと同じ高さな気がする。そしたら殆どの席がスクリーン見上げになってるのか?どうなんだそれは。スクリーンもでかいのはいいけど座席と近すぎるよ絶対。私は相当後ろの方に座ったけどそれでも違和感あったもの。謎だ。