100s「The tour of OZ」14日前半ファイナルデー

あぁ、なんでちょっとでもこのライブに行くことを迷ったりしたんだ。バカか私は。こんなにも素晴らしいライブを蹴ったりしたら、一生後悔したよ。危なかった。
それにしても今日のライブは凄かった…会場全体が神がかっていた。昨日はとてもあたたかな優しいライブで、それはそれでもちろん素晴らしかった。けど、実は前半の盛り上がりが今までの博愛博なんかよりもちょっと足りない気はしていた。久しぶりで客も緊張していたのかもしれないな。今日は最終日ということもあってか、メンバー登場からいきなりヒートアップ!ぐわっとステージ前に押し寄せ、気付くと私は前から4〜5列目の中央寄りというかなり素敵な事態になっていました。ZENはイントロとすると、一曲目のハニコムからみんな手を振り上げ跳ぶ跳ぶ。そうだよ、これだよ!これぞ真の100sの力!!メンバーも本当に一つに見えて、もう中村+バンドという面影はどこにもなく、6人で完璧な一個体だった。ここまで来ていたか100s
今日は位置的にも全員が見えて、特に豊夢さんのドラムにベタ惚れしました。ほんと、いい。まっちぃは客の事を凄くよく見てくれている。敏感にこちら側のパワーを感じ取って盛り上げたり呼応したり。小野ちゃんはもうイッちゃってました(笑)ガンガンしゃべりはしないけど、何故か一言ひとことが面白い!みんな100sもライブも演奏することも心から好きなんだなぁ。一義と池ちゃんの掛け合いはいつ見ても笑えるっ。一義曰く、今日のアフロは万博みたいになってるそうです(笑)あとジンギスカン話でトークマスター池ちゃんの名を欲しいままに。その間も客のテンションは下がることなく、ジンギスカンのメロディに合わせて手拍子まで出る始末。そして一義の心からの笑顔を見ていると、こっちもどうしたって満面の笑みになっちゃうんだよね。それは帰りまで引きずってて、電車でも部屋でもすぐにやけちゃうの。
で、曲は憂いゾーンへ突入。不思議な事に、昨日は“あの”中村さんがライブっぽい動きをしているのがなんだか可笑しい気がしてたけど、今日は始終かっこよく見えてしまった。会場の空気のせい?でも本当にステキだったの。エロスが出てた。そう、エロスっ!!いや、ここは力強く言うところじゃなかった。憂いゾーン以外は会場全体が常に手を上げジャンプしてる状態で、それが「A」「いきるもの」で最高潮に。全てが一体化して恐ろしい程でした。一回はけてアンコールで再び歌ったのは「魂の本」今日は最後にテンションMAXで終わらせるためか、1曲目に披露してました。そして「1.2.3」「キャノンボール」へ。盛り上がりを折れ線グラフに表すならこのキャノンボールが頂点を指してます。あれはさすがに言葉にできないよ。ムリだもの。でも昨日のレポには「ショートホープ」や「ロックンロール」が聴きたいって書いたけど、今回は「キャノンボールしかない!!」って感じ。それだけ揺るぎない力がありました。特に「そこに愛があるゆえに〜」の時の爆発的な高揚感はずっと身体に残っています。目をつむるとみんなが突き上げるこぶしが見えます。

でもこれだけ書いてもなんか全然なんだよね。何にも伝えられない。まぁ仕方ないよ、こればっかりは。
私は中村一義を好きで良かった。8年前に「犬と猫」に出会った時から、今日を迎える運命だったんだよね。


終演後に小野ちゃんが投げたセットリストを掲載した方のブログより、セットリストを移させて頂きました。
1:ZEN JAM 2:Honecome.ware 3:バーストレイン 4:ラッタッタ 5:B.O.K 6:ここが果てなら 7:Sonata 8:セブンスター 9:扉の向こうに 10:OZ 11:光は光 12:A 13:いきるもの 14:新世界 15:またあした(16:魂の本 17:1.2.3 18:キャノンボール 19:バハハイ×3回)
「花菊ごのみ」http://www.doblog.com/weblog/myblog/10941/1606343#1606343