クレーム対応

理不尽な事で怒られるのが本当に嫌い。誰でもそうかもしれないけど、昔から一番イヤ、悔しくて反論したくなる。「そうじゃないんだ!」と否定したい。自分の事を正しく認めて欲しいという表れなのかもしれないし、それはまだ子供だという事かもしれないけれど、やっぱり嫌。まだまだ悟りはひらけそうにありません。


今日は店を閉めた後に1本のクレーム電話が。見本の商品と、こちらがその在庫だと渡した商品の色が違ったと言い出し「これはこれでもういいから、今後はそういう事がないように注意しなさい」と。
電話主は「見本は紺だったのに家に帰ったら黒だった」と怒り口調で訴えてきたけれど、そもそもその商品の紺色は存在しない。確実にただの見間違いか記憶違いだ。
そこでやんわりその事実を言えば良かったのだけれど、客の気分を害さないようにするにはどう言えばいいんだ?と躊躇しているうちに事が進んで切られてしまった。てっとり早く済んで良かったと思う一方、「勝手に勘違いしたのに何で私が怒られてるんだ」という思いが沸々と湧いてきてしまった。
サラリーマンや接客業に携わる人は絶対に避けて通れないであろうこの理不尽さ。もういい歳だけど、これをうまく受け流せるようになるにはまだまだ人生経験が足りませんよ。