アナログSSSツアーファイナル

07.4.24(火)19:00〜22:00
アナログフィッシュ2007「SPRING SCRAMBLE SESSIONS」
tobaccojuice/アナログフィッシュ
渋谷CLUB QUATTRO

ライブ自体が久しぶり、と思ってよく考えたら今月初だ。それどころか今月は舞台も行ってない、なんという事。その分5月にたっぷりと入れてあるけどね。


それにしても良いライブだった。やっぱり音楽はいいなぁと思わせてくれる2組。
タバコジュースは初めて生で観たけど、温かくてとても心地良かった。ボーカル松本さんの声や動きはどこかで見たことがあると思ったら、どこかも何も下岡さんに似てるんだ。松本さんの方はステージの端から端まで軽やかに舞いながら歌っていて、だいぶ温度は違うけれど、ひょろっとした手足をふらりゆらりと動かしている姿が重なって見えたのね。あと声質とか。普通にMCする時も全く変わらない囁き声で笑っちゃったよ。セルフエコーも定番なんだろうな。面白い。かなりたっぷりと演奏していて、途中タバコのワンマンに来た錯覚を起こしそうに。
開演ギリギリに着いたので前半は後ろの一段高い所からゆるやかに観ていたのだけれど、アナログはステージに近い程楽しいのでセット替えの時に下のフロアへ移動。州さんが良く見える位置にうまく収まる。毎回2人の事はしっかり見えてるから、今日のメインは州さんにしたんだけど、その選択は間違ってなかったよ。グッジョブ私。
ぐらい今日の州さんは凄かった。まず登場から目を奪われる。ボーダーの上に濃い青のオーバーオールだもの!あんなにオーバーオールが似合う人を他に知らないよ、メガネも含めて1つの完成されたキャラクターになってた。あのままストラップとかになれるよ。
「白黒ック」からの始まりも嬉しかったけど、次の「夕暮れ」は本当に素晴らしくて、演奏後の拍手としてはちょっと他にないくらい気持ちがこもっていた。感動したお礼をしたくてたまらないと会場全員が思っているのが伝わるような、大きく長い拍手。この時のドラムは特に神がかっていて、その証拠に2曲目にしてすでにメガネ飛ばしてた。ダンスをするように、友達と遊ぶように楽しそうにドラムを叩くのに、音は的確で場所によっては驚くほど力強く早い。とにかくひたすら観てしまう。そのすぐ後で本日2回目のメガネ飛ばし。の前にメガネずらし。州さーん!そのずれメガネを早く何とかしてくれないと、気になって何も聴こえないよ!!と心の中で祈る。
今日も3人でアイコンタクトを取りながら仲良さそうに演奏していて、みんな楽しそうに笑っていて、私はそれを観ているだけで幸せな気分。パズルのピースのようにぴったりとした、決して替えのきかない3人なんだなぁと思う。
MCは少なめだったけれど良質。曲のあとで下岡さんが何か気になる事があったらしくそでに引っ込んだ時、残りの2人はただ無言で待っていて、戻ってきた下岡さんはそれについて「無言で待ってるなんて、うちのメンバーは何てでくのぼうなんだと思ったよ」と皮肉を(笑 それを受けて州さんが「ちょっと健ちゃん幼なじみでしょ、何か言ってやって〜*1」とけしかけたのに、力強く言い放った言葉は「ごめんっ!」続けて「でも俺、大好きだよ!」何故?なぜこの流れで告白??さすが佐々木さんだよ、真っ直ぐ加減が半端じゃない。言われた下岡さんは普通に嬉しそうに笑いながら「俺も好きだよ」って。何コレ。告白し合う2人をみて州さんはすねてるし。それがわざとらしいパフォーマンスに見える事もなければ、気持ち悪くもなくて、小学生の男の子が3人で遊んでる感じ。私はそんな3人が愛おしくて仕方ないよ。
あと下岡さんの新曲がとても良かった。発売が楽しみ。そしてアンコールラストでの「公平なWorld」がやはり凄かった。ライブで聴きたい曲No1。間で入る目覚ましのジリリリリリという音が大好きで、いつもあの瞬間に視界が開けて光が差し込んでくるように見える。
今回も次のライブ先行があるだろうと思っていたけれど、まさか100sファイナルの翌日とはね。。。せめて順番逆だったら。でもどっちにしろ3連ライブは厳しいよなぁ。という事で、とりあえず先行は保留。

*1:ちょっと違うかもしれないけど、大体こんな台詞だった気が。