おせん見たよ

蒼井優ちゃんがひたすらに可愛かった。表情もしゃべり方も言葉遣いも着ている物も、ぜーんぶ。
でも何となくドラマとしての雰囲気が軽いのはなぜかしら。原作の漫画はどんなものか知らないので勝手に希望すると、もうちょっと「すいか」みたいなドラマになっていて欲しかった。優ちゃんやその周りの人々を見ていると、品の良い遊びがある、柔らかで優しい物語が紡げそうな気がするのだけれど。たぶん…よっちゃんさんの軽薄な印象が強すぎたのかなぁ。
けど優ちゃんの着物はどれもこれも最高に可愛いね。取り合わせを見ているだけでも顔がほころぶ。このドラマで和装がまた一段と流行ればいいと思うよ。日本にはこんなに素敵な『着物』という文化があるのだから、このまま廃れたらもったいない。
でも作法や知識から入る必要は全然なくて、むしろその考えを引きずっていたら着物市場はこのまま縮小するだけだし、買う人も作る職人さんもある程度まで少なくなってしまったら、たぶんもう復活しない。もっと洋服で遊ぶみたいに、いろいろ取り合わせて自由に着るようになるといい。で、街を歩くと何人もの和装の女の子にすれ違うくらい市民権を得るといい。