リチャード三世

09.1.21(水)13:30〜17:00/休憩20分
パルコプロデュース公演 いのうえmeetsシェイクスピア
「リチャード三世」
作	ウィリアム・シェイクスピア
演出	いのうえひでのり
出演	古田新太/安田成美/美榎木孝明/大森博史/三田和代/銀粉蝶/久世星佳 他
会場	赤坂ACTシアターパルコ劇場|リチャード三世

感想が遅くなっちゃった。
初ACTシアター。新しいだけあって綺麗ね。今回は運良くG列中央という良席だったけど、思ったほど大きくないので後ろの方でもちゃんと見えそう。座席の配置も交互で見やすい。ただ席数に対してロビーが狭すぎるし、トイレも左右に作った方が良かったよね…幕間の混み様はかなり酷くて、居場所がなかったです。




やー複雑だったなぁ。外国人名を覚えるのが非常に苦手な私にとっては、少々厳しかったです。
この話も全く知らない状態で行ったので、フライヤーに挟んであったあらすじを開演前にざっと読めただけでも、だいぶ助けられました。


それでも、殺陣・歌・笑いを封じられた古田新太は普段と違った魅力で釘付けにさせられたし、とにかく膨大な台詞量に圧巻だった。思わず、私だったら冒頭の独白すら覚えられないだろうなぁ…と、無駄な比較をしてしまったり。
3時間超えの芝居にほぼ出突っ張り。悪役だとわかっているのに、古田さんが口説く姿がセクシーで惚れてしまうよ。あと、こういう言い回しの本や台詞も好きだったりする。
他の役者さんもそれぞれ良かったけど、安田成美だけ力不足だったような。力というか、声量不足?台詞の言い方もすごく独特で、棒読みと紙一重。見た目は綺麗なんだけどね。。。
衣装は宣伝で使っていたテイストとは全く違う原色派手服だったけど、ちょっと重量感がなくていまいちだったかな。袖やズボンやマントの裾が、ことごとく茶色いグラデーションになっていて、そういうデザインなんだろうけど、ただ汚れているように見えたのが気になった。