桜と人々

昨日書こうと思っていたんですけどね。チケット落選の痛手でとても出来ませんでした。今もまだ一義は聴けないのでスーパーバタードッグかけてます。
そんなこんなで昨日は恐ろしく暖かく、あっと言う間に桜も咲き乱れたそうなので、会社帰りに途中下車してパンダで有名な公園に桜見物に行きました。夜の6時半頃でしたが、ま〜混んでました。公園入口からずっと桜並木が続いていてとても立派に咲き誇っているんですが、よく見ると下を通過する人々はたいして桜を見ていないんです。というか、周りにシートひいてる団体も宴うたげで花なんか見ちゃいない。
え、何でっ!?みんな何しに来たの?ホラ、上にはこんな綺麗に咲いてるじゃないの。
でも私は気が付きました。そうか、みんなは「花見」に来たんだ。花見というのはすでに独立した単語で、その意味は「桜の咲く頃に屋外でやる宴会」の総称なんだ。
うん、それなら納得だよ。宴会は楽しいもんね。桜の淡い白の合間に見える濃い夜の色が最高だよね、とか思う人もいれば祭りを楽しむ人もいるんだね。私も祭りは好きだよ。そう思うと、ただ花が咲いただけでわらわら集まってくる日本国民がちょっと愛おしい気もするね。