今月の私POWER PUSH

Life Goes On

だってすごく良いんだ、わかっていたのに、それでも驚くくらいにね。
ライブで初めて聴いた時は、いろんな意味で戦慄が走った「Ready Steady Go」が、こんなにもすんなり馴染むとは。今や何度でも聴きたいくらい大好きな歌。
それは健太郎さんの声の力かもしれないし、あの人だったら暑苦しくても許せると思えるような、キャラクターの力かもしれない。でもそれ以上の何か「真実」みたいなものが、この言葉には入っているような気がするのです。
下岡さんの曖昧なハートビートも凄く心地良いな。前の、一歩引いた場所から世界を眺めるような歌も好きだけれど、こうやって同じ目線で対峙してくれるような歌も嬉しい。

健太郎さんの真っ直ぐで強い光だけでも、下岡さんの僅かな光を頼りに前へ進むような曲だけでも、毎日変化する全ての感情に添うことは難しくて、だから２人の曲が交互に入っていることがとても重要なんだ。

ここに入っている10曲は、全て色の違う10粒の宝石みたいだよ。