改めて100s「The tour of OZ#」26日分

は〜終わってしまったな。
明後日には展示の搬入なので、本来大ピンチでドタバタ劇を繰り広げていなければならないこの時間に、あえてライブ感想を書いてしまうのです。だって人間そういうものでしょ?

それにしてもこの「ツアー最終公演」というのはなんて特別なんだろう。演者も客もあまりにも全力で、1曲1曲慈しむように魂を込めて演奏する100sは、1つに輝いて見えた。今回のツアーでは初めて「ここが果てなら」と「扉の向こうに」でちょっと泣いてしまったよ。目の前の彼から発せられる生の言葉は、やはり持つ力が違います。
客も昨日とはうってかわってパワフルで想いが強く、心から100sを求めてやってきたんだなと。隣の人の声が余りにも大きいとか、後ろの人の手がずっと肩に乗ってるとか、他の日だったら迷惑だと思うような事ももう許せてしまうというか、祭りだから何でもアリだよ!!と思えた。
歌っている時の中村一義はたくさん笑っていて、やっぱり私は彼を一番長く見てしまうわけだけれど、楽しそうな表情をするたびにそれが伝染して私も笑ってしまう。好きな人が笑ってくれるのは本当に幸せな事だなぁと、今更な感想を書いてみたり。
小野ちゃんはいつでも愛らしくて、ちょっと恥ずかしそうに「こんばんは。ギターの小野です。」と言ういつものフレーズを聞くととても和む。ポジション的に目立たないのにトムさんの人気は非常に高い。かく言う私も、一義の次に見るのはトムさんです。あのドラムは本当にかっこいいよ。山口さんはいつもはほとんどしゃべらないけど、どっしり構えて揺るぎない感じ。まっちぃは他の人のMC中や時には演奏中でも、近くのお客さんに話しかけたりうなずいたりしていて、とてもオーディエンスを大事にしてくれる。そして池ちゃんは、MCがちょっと頼りない一義に代わって、無くてはならない盛り上げ役。ただテンションを上げさせるんじゃなくて、あったかいけど何かとぼけた感じのトークで場を和ませる。中村さんとくだらない話をしては笑っている2人を見るのがとても好き。
本当にいい6人だね。もちろん中村さん1人でやっている時の作品はずっと好きだし、犬と猫が出た時の衝撃は衰えないけれど、6人揃ってバンドとして進んでいる100sはそれはそれは素晴らしくて、手放しで祝福できます。あ、AXのラストでは池ちゃんがダイブしてたけど、今回はそれに加えまっちぃまで!私は中央〜左寄りに居たので、みんなの移動に乗って彼の手に触れておきましたよ、記念です。記念(笑)


さて、この日はもう一つ個人的に嬉しい事が。id:lefrancさんとお会いして、タワレコでやるアナログフィッシュのライブパスを頂いたのです♪初めて直接お会いしたのですがとても可愛らしくて、話しても優しく穏やかな感じの方で、安心して開場までいっぱいしゃべってしまいました。パスだけでも有り難いのにいろいろおまけも付けて下さってほんと嬉しかったです。改めてここでお礼を*ありがとうございます、こっちも楽しんできますっ。